ビートたけし:看守役に「いつもと正反対の役で大変」

テレビ東京のスペシャルドラマ「破獄」の会見に登場したさん
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テレビ東京のスペシャルドラマ「破獄」の会見に登場したさん

 お笑いタレントのビートたけしさんが5日、東京都内で開かれたスペシャルドラマ「破獄(はごく)」(テレビ東京系)の会見に登場した。脱獄を阻止する看守役を演じたたけしさんは、自身がこれまで多くの悪役を演じてきたことに触れ、「いつもと正反対の役で大変だった」と振り返った。

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 会見にはたけしさんのほかに山田孝之さんと吉田羊さんも出席した。たけしさんは、今回の役を引き受けた理由について「わりかし取り締まる側の役はやったことがない。たまにはチャレンジもしてみようかと」と説明。また、撮影前のオーストラリアの休暇で、日差しを避けるため、予定していたゴルフを取りやめてホテルに“缶詰め”になったエピソードを紹介。「どうして(休暇のスケジュールを)考えなかったのだろうと反省していた。そしてドラマ(の撮影)で寒い日が続いた。一番思い出に残るドラマになった」と振り返った。

 「破獄」は、吉村昭さんの同名小説(新潮文庫)が原作で、32年ぶりにドラマで映像化した。関東大震災で妻子を亡くして心の傷を負った東京・小菅刑務所の看守部長の浦田(たけしさん)と、何度も脱獄を試みる「史上最悪の脱獄犯」の佐久間清太郎(山田さん)の脱獄の攻防、不思議な心の交流を描く。12日午後9時から放送される。

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