俳優の斎藤工さんが8日、東京都内で行われたオムニバス映画「ブルーハーツが聴こえる」の初日舞台あいさつに登場。タイムスリップして高校生に戻る脚本家役を演じた斎藤さんは、自身の学ラン姿について「しんどかった。待っている時間とかすごいシュールでしたね。おじさんが学ランを着ているっていう」と自虐的に語った。
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さらに斎藤さんは、トイレの便器を使ってタイムスリップするシーンについて「撮影はクリスマスの夜で。排せつ物の目線はこんな感じなのかなって。いろいろな感情になった」とコメント。また共演の山本舞香さんが“手がハサミになる”という役柄について「意味、分かんない~」と井口昇監督に“反発”すると、斎藤さんは「これが若さですよ」と感心。その後も井口監督に遠慮せず意見する山本さんを見て「これが若さですよ」と観客に向け説明し、会場の笑いを誘っていた。
「ブルーハーツが聴こえる」は、1995年に解散したパンクバンド「THE BLUE HEARTS」の楽曲を李相日監督、清水崇監督ら6人の監督が、それぞれ自由な解釈で映像化したオムニバス映画。斎藤さん、山本さんが出演する「ラブレター」は映画の脚本の執筆中に高校時代へタイムスリップし、片思いの相手と再会する……というストーリー。
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