馬場ふみか:“モグラ女子”の呼び名には… 連ドラ「FF14 光のお父さん」でヒロイン

連続ドラマ「ファイナルファンタジー14 光のお父さん」に出演する馬場ふみかさん
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連続ドラマ「ファイナルファンタジー14 光のお父さん」に出演する馬場ふみかさん

 モデルで女優の馬場ふみかさんが出演する連続ドラマ「ファイナルファンタジー(FF)14 光のお父さん」(MBS・TBS)が16日深夜から放送をスタートする。主演の千葉雄大さん演じる稲葉光生と仕事一筋だった父親がゲームを通じて距離を縮めていく姿を描いたドラマで、馬場さんは光生と同じ会社で働くヒロイン・正田陽子を演じる。馬場さんにドラマの撮影エピソードや、モデルに女優にと活躍中の現状について聞いた。

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 ◇最先端のゲームに衝撃 

 ドラマは、オンラインゲーム「FF14」プレーヤーであるマイディーさんのブログ「一撃確殺SS日記」が原作。突然仕事を辞めてしまった父に、ある日、光生は「FF14」をプレゼントする。実は光生には、ほかのプレーヤーたちと協力して冒険するゲームの世界で、仕事一筋だった父が何を考えているのか知るという狙いがあった……という内容。光生を千葉さん、父・博太郎を大杉漣さん、母・貴美子を石野真子さんが演じ、袴田吉彦さん、長谷川初範さんらも出演する。

 出演オファーを受けて「単純にすごくうれしかった。喜びました」と笑顔をみせる馬場さん。「FF14」は未体験で、普段もゲームに親しんでいる生活ではないといい、ゲーム画面を見た感想を聞くと、「びっくりですね。衝撃、衝撃、衝撃です!」と率直な感想を吐露。「映像を見たら、美しすぎて。思っていたゲームのイメージと全然違って。あんなにきれいに映像があって、そりゃハマるわ、と(思った)」と語り、「タイミングがあったら、ちょっとやってみようかなと。危ないって思います。仕事から帰ってから、寝る間も惜しんでやってしまいそうで……」といたずらっぽく笑う。

 ヒロインの陽子は光生の同僚で、自身とほぼ同い年といい、「OL役は初めてで、もちろん経験したことがないので、普段はどうなんだろうとか想像しながら。周りにOLの知り合いが全然いないんですよ」と役作りを明かし、「衣装があったので、そこでOL感が出てきて助けられた部分はありました」と語る。

 共演の千葉さんについては「すごく優しい」と馬場さん。人見知りをするタイプだというが、「すんなり現場に入っていけたので、千葉さんの柔らかい雰囲気に引っ張っていってもらったなあ……」と笑顔。撮影では濃密な時間を過ごすことができたといい、「毎日楽しんで、させていただきました」と充実した表情で振り返る。

 ◇“モグラ女子”の呼び名に苦笑も… 女優業の意欲も語る

 モデルに女優、グラビアまでを幅広くこなす馬場さん。ブレーク中と言ってもいい現在の状況については、「(周囲から)『トントン拍子だね』って言われて、確かにそう言われてもおかしくないような環境でお仕事させていただいているのはうれしく思う」としつつ、「まだまだやりたいこと、できないこともたくさんある」と控えめだ。「日々全力で生きることに必死で。ブレークしているとは思わないですけど、応援してくださる方がたくさんいるのは励みになりますし、うれしいですね」と語る。

 モデル、グラビアでも活躍する、いわゆる“モグラ女子”の代表的存在だが、「正直もうちょっとかっこいい言い方ないのかなって。どうせならもうちょっとかっこいい名前がいいな」と苦笑い。ただ、「やってることの一つ一つがちゃんと評価していただいてるんだなって思って。(女優もモデルもグラビアも)全部つながっている感じがして、すごくうれしいです」とほほ笑む。

 女優として「いろんな役柄にチャレンジしてみたい。映画も舞台もドラマも、いろんな作品に出てみたい」「凶悪な犯罪者みたいな役も興味あるし、振り切った冷たい人の役とか……幅広く演じられることができるようになりたい」と意欲的。今後の目標について聞くと、「とにかくお芝居をたくさんしたいですね。今やっていることが、すべてそこにつながっていくといいなと思います」と力強く語っていた。

 ドラマはMBSで16日深夜1時15分、TBSで18日深夜1時43分に放送。

 <プロフィル>

 ばば・ふみか。1995年6月21日生まれ、新潟県出身。2014年に映画「パズル」で女優デビュー。15年に「仮面ライダードライブ」で敵の女幹部・メディックを演じる。女性ファッション誌「non-no(ノンノ)」(集英社)の専属モデルで、グラビアにも多数出演。

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