松坂桃李:朝ドラ「わろてんか」でヒロインの夫に 高橋一生や濱田岳も出演

NHK連続テレビ小説「わろてんか」に出演する松坂桃李さん
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NHK連続テレビ小説「わろてんか」に出演する松坂桃李さん

 俳優の松坂桃李さんが、10月にスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」に出演することが20日、明らかになった。松坂さんは、女優の葵わかなさんが演じるヒロイン・藤岡てんの夫・北村藤吉を演じる。2012年上半期に放送された朝ドラ「梅ちゃん先生」に続き、ヒロインの夫を演じることになる。また、高橋一生さん、濱田岳さん、遠藤憲一さん、鈴木保奈美さん、竹下景子さん、千葉雄大さんが出演することも分かった。

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 松坂さんが演じる藤吉は、大阪船場の老舗米問屋・北村屋の長男で、家業を継ぐのが嫌で旅芸人一座にまぎれ込んでいたとき、てんと出会い、恋に落ちる。高橋さんは、てんの結婚相手になるはずだったが、てんが藤吉を好きだと知って、後押しをする青年実業家・伊能栞(いのう・しおり)を演じる。

 遠藤さんはてんの父・儀兵衛、鈴木さんは母・しず、竹下さんは祖母・ハツ、千葉さんは兄・新一、濱田さんは従兄(いとこ)の武井風太(たけい・ふうた)役として出演する。濱田さんと千葉さんは朝ドラに出演するのは今回が初めて。

 番組を手がける後藤高久チーフプロデューサーは、キャスティングについて「ヒロイン・てんの周りには、実にユニークな人々が登場します。怖い顔が印象的な父の儀兵衛さん(遠藤さん)、ふだんは厳しいがじつは面食いでおとぼけな祖母・ハツさん(竹下さん)、おっとり天然だけど怒ったら実は怖い母・しずさん(鈴木さん)など、家族だけでもかなりキャラが立った人物ばかり」と説明している。

 また、「てんを巡って火花を散らす(?)男性3人のキャラは注目です。藤吉さん(松坂さん)は誠実で優しくて、ちょっとダメな部分を含めて母性本能をくすぐるタイプ。風太さん(濱田さん)は口では嫌いと言いながら、実はてんへの秘めた思いを抱えるガキ大将。伊能さん(高橋さん)は完全無欠の王子様キャラ……かと思いきや、根深いコンプレックスに悩む青年実業家」と話している。

 「わろてんか」は吉本興業の創業者、吉本せい(1889~1950年)の生涯をモチーフにしたドラマ。京都の老舗薬種問屋に生まれたヒロイン・てんが、笑いをこよなく愛する夫の藤吉と大阪を日本一の“笑いの都”にしていく姿を描く。脚本はドラマ「美女か野獣」(フジテレビ系)などの吉田智子さん。10月2日から2018年3月31日まで全151回の放送。

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