俳優の神木隆之介さんの主演映画「3月のライオン」(大友啓史監督)が、6月開催の「第20回上海国際映画祭」に出品されることが22日、分かった。同日行われた同映画後編の初日舞台あいさつで発表された。前後編2部作の出品で、同映画祭史上初めて2夜連続でプレミア上映される。神木さんは「うれしいです。たくさんの方に見ていただきたいし、史上初ですか? 史上初という響き、いいですね(笑い)。うれしいですし、幸せです」と喜んでいた。
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この日の舞台あいさつには、有村架純さん、倉科カナさん、清原果耶さん、加瀬亮さん、伊勢谷友介さん、前田吟さん、大友監督も出席。大友監督は「神木君も中国で人気あるし、多くの方が楽しみにしてくれていると思うので、また皆さんにリアクションをご報告したい」と同映画祭への意気込みを語った。
上海国際映画祭は1993年から行われているアジア圏最大規模の映画祭で、世界12大映画祭の一つに数えられている。
映画は、羽海野チカさんの人気マンガを前後編の2部作で実写化。同じ下町に住む川本家の3姉妹と出会った高校生プロ棋士・桐山零(神木さん)が、数々の対局と温かな人々との交流を通じて、棋士として、人として、ある覚悟を決めていく姿などを描いた。
この日後編の初日を迎え、神木さんは「映画『3月のライオン』は皆さまの作品です。なので、これから愛情を持って見守っていただけたら。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と語っていた。
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