沖縄国際映画祭:まいんちゃんが初主演映画で舞台あいさつ 監督が“裏の顔”を暴露?

沖縄国際映画祭で行われた映画「女々演」の舞台あいさつに登場した福原遥さん
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沖縄国際映画祭で行われた映画「女々演」の舞台あいさつに登場した福原遥さん

 女優の福原遥さんが23日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で上映された主演映画「女々演」(高野舞監督)の舞台あいさつに登場した。福原さんは子役時代、子供番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(NHK・Eテレ)の“まいんちゃん”として人気を集め、現在は女優や声優として活躍しているが、映画の主演は初めて。「すてきな作品で主演ができた。とっても大切な作品なので、たくさんの方に届いたらうれしいな」と、笑顔であいさつした。

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 映画は、郊外の県立高校の演劇部が舞台。仲よし5人組の女の子の最後の舞台を上演する文化祭まであと3日となった時、地味な部員の中で、美しさが注目されていたひかり(玉城ティナさん)が突然退部し、ヒロインを誰が演じるかという問題に直面。女の子たちの秘めてきた“裏の顔”が露呈し、一気にぶつかり合う……という内容。アイドルグループ「NMB48」の矢倉楓子さん、小野花梨さん、齊藤美咲さんが出演し、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんが演劇部の顧問・黒田を演じた。舞台あいさつには、福原さんのほか、玉城さん、秋山さんが出席した。

 福原さんは、演技について「たくさん考えて悩んだ」と告白。「撮影の前のリハーサルの方が、撮影より長かったんじゃないかな。リハーサルでだんだん役がつかめてきた気がして、撮影に入った時は何も不安なくその役で楽しもう、どう表現できるかなと考えていました」と高野監督のアプローチに感謝。自身の役について「自分に負えないくらいひねくれてたりしたので、この役ができるんだろうかと思った」という福原さんだったが、高野監督は「(福原さんは)普段から本当にいい子で、『こんないい子いるんだ』と思ったけれど、お芝居でやる時の女の“裏の顔”、本人にもあるな」と指摘し、「ガラッと変わっちゃうところがすごく女優さん。いつも見ない福原さんを見られて、私も楽しかった」と語った。

 沖縄国際映画祭は、映画、音楽、ファッション、お笑いなど各種エンターテインメントを融合させたイベントで2009年から開催され今回で9回目を迎えた。映画祭のイベントは那覇市、宜野湾市、沖縄市など、過去最大規模となる県内12市町村で20カ所以上で、23日まで開催。

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