アニメ質問状:「有頂天家族2」 キャラクターの言動に忖度

アニメ「有頂天家族2」のワンシーン(C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族2」製作委員会
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アニメ「有頂天家族2」のワンシーン(C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族2」製作委員会

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、森見登美彦さんの小説を原作にした「有頂天家族2」です。吉原正行監督に作品の魅力を語ってもらいました。

ウナギノボリ

--作品の概要と魅力は?

 京都を舞台に共存する狸(たぬき)と天狗(てんぐ)と人間の「生」で関わり合う家族、人間模様です。

--アニメにするときに心がけたことは?

 下鴨家族や赤玉など各キャラクターの言動に忖度(そんたく)があること。

--作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 アニメの第1期の時よりスケジュールに余裕がない中、第5話以降、ゼロにリセットされた制作現場になり……。これは言葉にできないくらい大変なことです。

 逆に役者さん、美術、音響、撮影、編集など第1期から引き続き参加しているスタッフさんに助けていただいていることはありがたくうれしいです。

--今後の見どころを教えてください。

 各キャラクターが個々に大事に抱えていたものに変化があります。そのへんを見てほしいです。

--ファンへ一言お願いします。

 「有頂天家族」シリーズを愛してくださってありがとうございます。期待を裏切らぬよう、ガンバります。

監督 吉原正行

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