今週の小さな巨人:第5話 主人公・香坂が恩人の署長と対決も旗色悪く 芝署編は完結

日曜劇場「小さな巨人」第5話のワンシーン=TBS提供
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日曜劇場「小さな巨人」第5話のワンシーン=TBS提供

 長谷川博己さん主演のドラマ「小さな巨人」(TBS系、日曜午後9時)の第5話が14日、放送される。主人公の刑事・香坂真一郎(長谷川さん)がわなを張った先には、香坂の恩人で所轄の署長・三笠(春風亭昇太さん)がいた。三笠との対決は旗色が悪く、香坂は証拠をつかむため三笠の部屋を調べようとする。予告では芝署編の完結も発表され、次の新たな展開をにおわせている。

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 香坂は、山本アリサ(佐々木希さん)の自首を利用して、捜査1課の刑事・山田春彦(岡田将生さん)と共に内通者をあぶり出すためわなを張ったが、その場所に来たのは、捜査1課長の小野田義信(香川照之さん)ではなく、三笠だった。だが100%の確証が無いため逮捕までには至らず、小野田からは捜査情報の漏えい防止を理由に待機を言い渡される。

 そんな中、アリサが風見京子(富永沙織さん)のUSBメモリーを警察に提出し、メモリーは少し曲がって端も欠けていたことも知る。香坂は、京子が飛び降りたときに衝撃で欠けたとの仮説を立て、鑑識の報告にも無かったことから、三笠が証拠を持ち去っている可能性があると判断。捜査を始める。

 前週の第4話は、アリサの身柄を押さえようとして逃げられたことから、香坂は、小野田が警察の内通者だと考え、警察の内部情報を新聞社にリーク。大手企業ゴーンバンク社長の中田和正(桂文枝さん)と小野田の会合現場を押さえようとするが、土壇場で小野田に見抜かれてしまった。窮地に追い込まれた香坂は、マークしている中田隆一(加藤晴彦さん)とアリサとの接触に最後の望みをかけ、見事にアリサの説得に成功した。

 「小さな巨人」は、警視庁の捜査1課長を目指すエリート刑事・香坂が、小さなミスで出世の道から外されて所轄の刑事となるが、警察の体制に疑問を抱いて奮闘するという内容。「半沢直樹」や「下町ロケット」などの伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデュースを担当するオリジナル作。難事件解決に加え、警視庁と所轄の確執など警察内部の闘いも描く。

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