山下聖菜:人間と妖の禁断の恋を描く「白蛇伝」で「二面性を見てほしい」

舞台「幻想奇譚 白蛇伝」の公開ゲネプロに登場した山下聖菜さん
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舞台「幻想奇譚 白蛇伝」の公開ゲネプロに登場した山下聖菜さん

 18歳の女優・山下聖菜さんが初主演する舞台「幻想奇譚 白蛇伝」の初日公開ゲネプロが24日、「紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA」(東京都新宿区)で行われた。

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 山下さんは地元・福岡でスカウトされ上京し、2015年にオーディションで主演を射止め、舞台「NEW WORLD」で本格デビューした新進女優。その後も舞台をメインに活動し、主演やヒロインを担っている。

 「白蛇伝」は、中国では「西遊記」「三国志」などと並ぶ著名な民話で、白蛇の妖(あやかし)と人間の青年が“許されざる恋”に落ちる……という純愛物語。

 ゲネプロ前に行われた会見で、白蛇の妖・白娘(パイニャン)を演じた山下さんは今回の役柄について「白娘は、人間に対して愛情や信頼をすごく持っていて、妖なんだけど妖らしくない。他のみんなとは違ったものを真っすぐ貫いていく強さがある、すごく魅力的な女性かなと思います」とコメント。

 今回は、妖の白蛇と人間の娘という二つの姿を持つ役柄を演じるということで、「物語の中では唯一二面性のある役なので、そこに注目していただきたいなと。あとは、結構戦うシーンもあるので、そこも見ていただきたいです」と見どころを語った。ゲネプロには、白娘と恋仲になる薬売りの青年を演じる伊勢大貴さんらおもなキャストも役衣装で登場した。舞台は30日まで同所で上演される。チケットは全席指定で9000円。

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