星野源:ギャラクシー賞受賞に歓喜「ラジオは思春期の僕を救ってくれた」

「第54回ギャラクシー賞」贈賞式に登場した星野源さん
1 / 8
「第54回ギャラクシー賞」贈賞式に登場した星野源さん

 歌手で俳優の星野源さんが、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「第54回ギャラクシー賞」のラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞し、1日、東京都内で行われた贈賞式に出席した。「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)のパーソナリティーとしての活躍を認められ受賞した星野さんは、「小学生のときから家の中ではAMでいろんな人の面白いおしゃべりを聴いて、車で出かけるときはいつもFMが車の中で流れていました」と振り返り、「ラジオは生活を支える、人生が豊かになるメディア。僕も思春期に命を救ってもらいました」とラジオへの思いを語った。

ウナギノボリ

 「ギャラクシー賞」は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を表彰するために1963年に創設。今回で54回目で、テレビ部門の大賞には「NHKスペシャル『ある文民警察官の死~カンボジアPKO 23年目の告白~』」(NHK総合)、特別賞には「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)、個人賞は女優の満島ひかりさんが受賞した。また、「第11回マイベストTV賞」グランプリには、星野さんが出演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)が選ばれた。

 今回の贈賞式で星野さんは「ラジオのこれまでの慣習はどうでもいいと思っている」と考えを語り、「『こういうことをやりたい』というアイデアがいっぱいあって、そういうアイデアを実現するためにスタッフの方が一生懸命動いてくれている。それがなければ、僕がこういう場に立つ放送はできなかったと思います」とスタッフへに感謝。また、「僕のリスナーは本当に面白いんです。受賞できたのはリスナーのお陰です」と笑顔で語った。

写真を見る全 8 枚

テレビ 最新記事