上戸彩:斎藤工のねぎらいに涙止まらず “不倫”を「毎日考えさせられた」

映画「昼顔」の初日舞台あいさつで涙した上戸彩さん
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映画「昼顔」の初日舞台あいさつで涙した上戸彩さん

 女優の上戸彩さんが10日、主演映画「昼顔」(西谷弘監督)の初日舞台あいさつに、共演の斎藤工さんらと登場した。斎藤さんから「上戸さんの覚悟を感じました。(主人公の)紗和として十字架を背負い、この作品は成り立っている。(現場では)いつも周りの人に声をかけたり、この人のエネルギーはすごい。普段もお母さんだし、大変だと思うけど現場には持ち込まない。みんなでここにたどり着けて幸せです」とたたえられると、上戸さんは「泣いちゃう……」と言いながら涙した。

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 映画は連続ドラマから3年を経ての公開で、上戸さんは「3年間、しんどかったし、つらかった」と話し、「テーマがテーマなので背負うものはたくさんありました。私も仕事を通じて疑似体験をさせてもらって、不倫というテーマに対して毎日考えさせられました。今日で紗和とお別れするのが寂しいし、『昼顔』と出会えて幸せでした」と吐露。さらに、涙が止まらず斎藤さんからハンカチを借りた上戸さんは「涙が止まるまで工くんが脱ぎます」とむちゃぶり。斎藤さんはすぐさま応じ「脱ぎます!」と上着を脱ぎ始める一幕もあった。

 映画は、2014年7~9月に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)の劇場版で、ドラマの3年後が舞台。夫と離婚し、とある海辺の町で1人暮らしをしていた紗和(上戸さん)は、その町に偶然、北野(斎藤さん)が講演に訪れることを知り、2人は再会する……という展開。映画版もドラマと同じく西谷監督がメガホンをとり、脚本は井上由美子さんが務める。舞台あいさつには伊藤歩さん、平山浩行さん、西谷監督も出席した。

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