昨年放送された連続ドラマ「ゆとりですがなにか」で演じた“ゆとりモンスター”役が話題となった俳優の太賀さんが26日、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で行われた主演スペシャルドラマ「1942年のプレイボール」(8月放送)の会見に出席した。戦前から戦後にかけて「鉄腕」と呼ばれ、エースで4番の“二刀流”として活躍した実在のプロ野球選手・野口二郎を演じる太賀さんは「一球一球、投げる球に思いを込めて演じました」と撮影を振り返った。
ウナギノボリ
ついにクライマックス!「不適切にもほどがある!」
この日、太賀さんは、劇中で着ている野球のユニホーム姿で登場。当時、延長28回を344球で完投するなど活躍した二郎について「4人兄弟の次男。戦争の影響で、自分たちが好きな野球や当たり前の生活が失われていく中で、兄弟の思いを背負ってマウンドに立つ」と役どころを説明。「今、現代に生きている僕たちが共有できる部分がたくさんある。家族の絆、生きている上で大切にしたいものは変わらない。でも時代背景に戦争がある。(戦争を)想像するきっかけになって、大事なものの尊さを感じてもらえれば」と同作への思いを語った。
また野球経験がなかったことから、4月から特訓を受けて当時のピッチングフォームなどを学び、二郎の兄弟の野球選手を演じた勝地涼さんらと2泊3日の野球合宿も行ったといい、「朝、みんなで野球をして、夜はみんなでごはんを食べる。(兄弟役の)4人で同じ部屋で寝て、いろんなことを語り尽くして……」と絆を深めたことを明かしていた。
会見には長男の明を演じる勝地涼さん、明の婚約者の喜美子を演じる忽那汐里さん、二郎らの母、野口かなを演じる宮崎美子さん、父の栄次郎を演じるでんでんさんも出席した。
ドラマは、大ヒットドラマ「半沢直樹」などを手がけた脚本家、八津弘幸さんのオリジナル作。1941(昭和16)年、野口二郎はプロ野球選手として活躍しており、太平洋戦争が始まると、かつて名投手で知られた兄の明が満州から帰国する。二郎は、手りゅう弾の投げすぎで肩を壊して自信を失った明に、かつての輝きを取り戻してほしいと必死になる……という物語。アイドルグループ「SKE48」の須田亜香里さん、男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」の田中俊介さんらも出演する。8月12日午後7時半にNHK総合で全国放送。
想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。3月19日の放送では「作りたくなるオ…
俳優の永野芽郁さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「君が心をくれたから」(月曜午後9時)の最終回(第11話)が、3月18日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以…
横溝正史の小説を数々映像化してきた市川崑監督による1996年公開の映画「八つ墓村」が、3月19日午後1時からNHK BSで放送される。
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第117回(3月18日放送)では、丸の内テレビのディレクター、沼袋勉役で俳優の中村倫也…
俳優の箭内夢菜さんが、川口春奈さん主演の4月期連続ドラマ「9ボーダー」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが明らかになった。川口さん演じる大庭七苗の後輩で、仕事よりプライベ…