NECK:相武・溝端主演映画主題歌 ポップユニット「MAGIC PARTY」を起用

 作家の舞城王太郎さんの原案で、女優の相武紗季さん(24)と俳優の溝端淳平さん(20)が主演する映画「NECK」の主題歌に、ポップユニット「MAGIC PARTY」のメジャーデビュー曲「今夜はMAGIC BOX」が起用されることが10日、明らかになった。舞城さんは「映画が終わってこの主題歌を聴きながら、観客の皆さんが『NECK』の登場人物たちの『心を奮い立たせる好奇心』を笑ってほしい」と語っている。

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 「NECK」は、メフィスト賞や三島由紀夫賞受賞作家の舞城さんの書き下ろしで、同じモチーフ、異なるストーリーで映画と舞台を展開する企画。映画版は、あこがれの先輩・真山杉菜(相武さん)に告白した主人公・須藤友和(しゅとう・ともかず=溝端さん)が、彼女の研究室に誘われ、大きな謎の木の箱「ネック・マシーン」の実験台になることになる。首だけ外に出され、ホラー映画を見させられる。それは独自の研究でお化けを作り出そうとする機械だった……というストーリー。ほかに栗山千明さん、平岡祐太さんも出演、溝端さんは舞台版にも出演している。

 「MAGIC PARTY」は、ボーカルのAIRIさん(22)とコンポーザー・プロデューサーの本田光史郎さん(30)が08年に結成、09年にはインディーズながら、深夜ドラマ「深夜食堂」の主題歌も担当した。AIRIさんは「常識は通用しない、不可能を可能にさせるネック・マシーン。そんなすてきな『箱』にインスパイアされて今回は歌詞を書き上げました」といい、本田さんは「声にならないほど怖いのに、声に出して笑ってしまう不思議な胸キュンホラー映画『NECK』を僕たちなりに表現してみました。ロックナンバーに仕上がった主題歌を、映画とともにぜひご堪能ください」とコメントしている。映画は、8月に全国ロードショー公開予定。(毎日新聞デジタル)

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