カプコン:新作発表会を開催 開発陣が「ロストプラネット2」など紹介

 カプコンの新作タイトル発表会が12日あり、5月20日に発売されるアクションシューティング「ロストプラネット2」(PS3・Xbox360)をはじめ、6月24日発売予定の新感覚ミステリー「ゴーストトリック」(DS)、7月15日発売予定のRPG「ラストランカー」(PSP)の作品3本について開発陣が紹介した。

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 「ロストプラネット」は、極寒の惑星「EDN−3rd」を舞台に、マシンガンやロケットランチャーなどの武器を手に、原住生物エイクリッドと戦いを繰り広げるアクションゲーム。「2」では、温暖化が進んだ同惑星が舞台で、ジャングルや砂漠、都市、海洋などの新ステージを追加。プレーヤーの前に立ちはだかるエイクリッドもさまざまな種類が増えた。竹内潤プロデューサーは、陸海空を舞台に遊べるようになったと述べ、細かく設定できるカスタマイズ要素や、宇宙を舞台にした終盤のステージを紹介した。

 「ゴーストトリック」は、人気シリーズ「逆転裁判」の巧舟(たくみ・しゅう)ディレクターが手がけるミステリー。命と生前の記憶を奪われゴーストとなってしまった主人公の「シセル」は、自身の死の謎を解き明かすため、「死者のチカラ」を使って現世に働きかけることによって、さまざまな人々の運命にかかわっていくというストーリー。とりついたモノを操ることで、先に待ち受けている危険から人々を救うという謎解きやパズルの要素が盛り込まれている。発表会では巧ディレクターが実際にゲームをプレーし「密度が濃くて純度の高いミステリーができました」と出来栄えに自信を見せた。

 「ラストランカー」は、「世界樹の迷宮」の新納一哉さん、「ファイナルファンタジー7」の野島一成さん、「ストリートファイター2」の下村陽子さんといった人気クリエーターたちが開発を手がけたオリジナルRPG。伝統を守り伝える辺境の民族「天仰民族カンタレラ」に生まれた主人公のジグが、退屈な日常に嫌気がさし、力を絶対的な基準とする組織「戦侯機構バザルタ」のランカー(戦士)となり、最強のランカーを目指して戦いを繰り広げていくというストーリー。松川美苗プロデューサーは、同社のタイトルにRPGが少ないことを踏まえ、「著名なクリエーターの力を借りて、RPGというジャンルに挑戦しています。長く遊べるのでぜひ手に取ってほしい」と呼びかけた。(毎日新聞デジタル)

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