ルービックキューブ:9071個、11メートルの世界最大のモザイクアート、ギネス公認

ギネス記録に認定された「ルービックキューブ」を使った全長11メートルのモザイクアート
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ギネス記録に認定された「ルービックキューブ」を使った全長11メートルのモザイクアート

 80年代前半に大ブームとなった玩具「ルービックキューブ」9071個を使って小学生約300人が作った巨大モザイクアート(全長約11メートル、高さ約2.7メートル)が15日、東京ビッグサイトで開幕した「東京おもちゃショー」のメガハウスブースでお披露目され、ギネスブックの世界記録に認定された。

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 モザイクアートは、日本上陸30周年を記念し、同じく創立30周年を迎えた東京都町田市立山崎小学の児童と保護者が、ルービックキューブの1面を同じ色でそろえ、つなぎ合わせてスペースシャトルや宇宙ステーションを描いた。約1カ月半をかけた大作でこれまでの記録の4050個を大幅に上回った。

 スワールドレコーズのフランク・チャンバーズさんは「素晴らしい作品。とても大きくてダイナミックでワクワクさせられる」と絶賛。登壇した同小6年の4人に認定証が手渡され、白井雪菜さんは「小学生の最後に貴重な経験ができてうれしい」と語り、西尾麻衣さんは「ルービックキューブのやり方を知らなかったので、一面を作るのもすごく大変だった」と振り返った。

 ルービックキューブは、ハンガリー生まれの発明家エルノー・ルービックさんが78年に考案した玩具で、1面が9マスで構成された立方体を回転させ、1面の色をそろえて遊ぶ。80年に発売され、わずか8カ月で400万個を出荷し、シリーズの総出荷数は1130万個を誇る。(毎日新聞デジタル)

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