中村獅童:今でも母からの説教は「ハッチを見て泣いてたあなたが……」 映画ハッチ試写会

「昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ」の完成披露試写会に登場した中村獅童さん
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「昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ」の完成披露試写会に登場した中村獅童さん

 劇場版アニメ「昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ」の完成披露チャリティー親子試写会が20日東京都内で開かれ、カマキリの「カマキチ」の声を務めた中村獅童さんが登場した。子供のころから原作のテレビアニメ「みなしごハッチ」が大好きだったという獅童さんは「ひとりっ子だったんで、子供のころテレビの前でいつも最後泣いてたんです。(大人になって)いろいろあって失敗すると『ハッチを見て泣いたきれいな心を持ってたあなたが……』と母から説教されます」と明かし笑わせた。

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 劇場版「みつばちハッチ」は、70年からフジテレビ系で放送されたアニメシリーズをリニューアルしたもので、映画「おくりびと」の脚本を担当した小山薫堂さんが総合プロデュースと脚本、「屍鬼」や「マクロス7」のアミノテツロ監督がメガホンを取った。スズメバチに襲われ、生き別れになった母親を探すミツバチの子ハッチが、旅の途中で迷い込んだ人間の街で、虫と会話ができる少女アミィと出会う。ハッチは楽しい時間を過ごすが、スズメバチの一群が襲来し、さらわれた仲間を助けに立ち上がる……というストーリー。19日(現地時間)に、イタリアで開催された世界最大の子供映画祭「ジッフォーニ映画祭」で招待上映された。

 主役のアミィの声を担当したアヤカ・ウィルソンさんは「映画の中で、唯一人間の役。虫としゃべれる女の子なので、どんな女の子だろう、虫とどうしゃべるんだろうと考えましたけど、楽しめました」とコメント。テントウムシのピコで声優に初挑戦した臼田あさみさんは「せりふを言う時、普段のお芝居より大きめの演技をするようにと言われていたので、動きたくなってマイクにぶつかってしまったりしたので申し訳なかったです。でも完成した作品はテントウムシとして言葉が出ていたので、よかったです」と振り返った。映画は7月31日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

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