新作ゲーム紹介:「影の塔」 影の世界で広がる新感覚アクションファンタジー

「影の塔」のゲーム画面 (C)HUDSON SOFT
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「影の塔」のゲーム画面 (C)HUDSON SOFT

 影の特徴を生かして、謎を解きながら進める異色のゲーム「影の塔」(ハドソン)がWiiで発売される。影となった少年が、失った体を取り戻すため、謎のチョウ「クロアゲハ」の助けを借りながら、塔の頂上をめざすアクションパズルだ。

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 影である少年は、同じく機械や建物などの影の上しか進むことができない。先に進めない場面でも、クロアゲハを操作してさまざまな仕掛けを動かせば、道が切り開ける。「光源」のある地点では光の位置を調節して、邪魔な影を小さくするなどすればOKだ。ステージ上のアイテム「監視する目」を3個集めれば、ゴールへの道が開かれる。

 登場する敵のうち、「赤い目の敵」は影の剣で攻撃できる。「青い目の敵」は通常攻撃が効かないが、周囲の物をうまく使うと倒せる。少年を追いかける謎の「影の塊」は、そのままでは倒すことができない。「光」を取り込む仕掛けを作動させれば、一瞬だけ動きが封じられるので、そのすきに逃げ延びよう。

 挿入歌「hinagiku」を提供するのは、西山豊乃さんによるユニット、Gutevolkだ。「千と千尋の神隠し」「サマーウォーズ」の背景などを担当した小倉宏昌さんも、パッケージアートなどを手がけている。

 影の塔(Wii) CEROレーティングA(全年齢対象) ハドソン 7月22日発売 6090円

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