ゲゲゲの女房:ヒロインの幼少期演じた子役が長女役で再登場 「ちりとてちん」以来2年半ぶり

「ゲゲゲの女房」に再登場することになった長女役の菊池和澄さん=NHK提供
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「ゲゲゲの女房」に再登場することになった長女役の菊池和澄さん=NHK提供

 放送中のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で、松下奈緒さん演じるヒロイン・布美枝の7歳のころを演じた菊池和澄(あすみ)さん(11)が、8月9日の週から布美枝の9歳の長女・藍子役で再登場することが28日、明らかになった。連続テレビ小説のヒロインの子ども時代を演じた子役がヒロインの長女として再出演するのは、07年度後期に放送した「ちりとてちん」の桑島真里乃さん以来で約2年半ぶり。

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 藍子役は赤ちゃんのころから数えて菊池さんで6代目。菊池さんは「ゲゲゲの女房」に再出演と聞いて「もう一度出演したいと思っていたので、それが実現して信じられないくらいうれしかったです」と大喜び。「最初に演じた役の娘を演じるのは、不思議な感じがしました」というが、松下さんやお父さん役の向井理さんとは「本当のおかあちゃん、おとうちゃんのように、学校の話を聞いてくれたり、遊び相手になってくれる、優しいおかあちゃん、おとうちゃんです」と撮影現場は、本当の家族のように和気あいあいとしているようだ。

 制作統括・谷口卓敬チーフプロデューサーは「ヒロイン・布美枝の子役時代を演じた菊池さんは、控えめで感受性豊かな少女の雰囲気を見事に醸し出していました。今回、ヒロインの長女役を決定するに当たって、親譲りの繊細な内面の持ち主であることを表現できるのは菊池さんをおいてほかにないと思い、再登場をお願いしました」と話している。

 菊池さんが再登場する8月9日の週は、小学4年生になった藍子(菊池さん)は、学校で「水木しげるの娘」と好奇の目にさらされてストレスを抱え込むが、布美枝(松下さん)は娘の悩みの本質に気付くことがなかなかできない……というストーリーが展開する。ドラマ「ゲゲゲの女房」は、NHK総合で毎週月~土曜午前8時に放送。(毎日新聞デジタル)

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