工藤綾乃:ミニスカのギャルソン姿を披露し「初めてなのでうれしい」 「怪談レストラン」初日

「怪談レストラン」初日舞台あいさつに登場した工藤綾乃さん
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「怪談レストラン」初日舞台あいさつに登場した工藤綾乃さん

 09年の「国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞した工藤綾乃さんが初主演する映画「怪談レストラン」(落合正幸監督)の初日舞台あいさつが21日、東京都内で開かれ、工藤さんらが「ギャルソン(給仕)」姿で登場した。赤いベストにミニスカートを着用した工藤さんは「ギャルソンの格好は初めてなのでうれしいです。『怪談レストラン』は、小学生のときから読んでいて、周りの友達も知っているので、主演の話を聞いたときは、ビックリしてベッドの上で飛びはねてしまいました。でも、よく考えるとプレッシャーで、ドキドキしました。監督をはじめ、いろいろな方に支えていただき、今日初日を迎えることができて、感謝しています。ありがとうございました」と感激した様子だった。

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 「怪談レストラン」は96年に刊行された児童文学のベストセラーが原作。レストランのオーナーである「おばけギャルソン」が、毎回怪談フルコースを提供するという構成。劇場版は、テレビシリーズの世界観を、アニメと実写、CG(コンピュータグラフィックス)を融合させて、スケールアップした形で描く。工藤さん演じる天野ハルは原作にはないオリジナルキャラクター。怪奇現象の解明が趣味で、オリジナルの探偵七つ道具を持つ自称・怪奇探偵。妹のマイが、死に神メールの仕業だとうわさされる失踪(しっそう)事件に巻き込まれ、ハルは消えた少年少女を連れ戻すため、死人の町へ向かい、CGのお化けキャラクターに立ち向かう……というストーリー。

 演歌歌手のさくらまやさんがハルの妹役のほか、幽霊(おきくちゃん)役も演じており「映画初出演でしたので、とても緊張しました。今日は初日を迎えられて、とてもうれしいです」と話し、事件に巻き込まれる中学生のジュンを演じる剛力彩芽(ごうりき・あやめ)さんは「私の役は最初からうるさくて、ちょっと“うざい”と思われそうな役なのですが、最後はきちんと気持ちを伝えるシーンがあるので、前半と違った高瀬ジュンをお見せできると思います。ジュンがひんぱんに言う『なんなのよー』を、みんなに覚えて口ずさんでほしいです」と役柄について語った。映画は全国で公開中。(毎日新聞デジタル)

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