学生も主婦も会社員も、さまざまな人が抗議デモを行った60年安保闘争。当時、日本のアーティストが芸術でどう時代と対峙(たいじ)したかを、証言と作品でつづるドキュメンタリー映画だ。現在に続く、米軍基地問題にも触れる野心作「ANPO」(リンダ・ホーグランド監督)が全国で順次公開中。ホーグランド監督は日本育ちのアメリカ人で、黒澤明、宮崎駿、深作欣ニ、大島渚、阪本順治、是枝裕和、黒沢清、西川美和ら日本の著名な映画監督の作品200本以上の英語字幕を制作した経歴を持つ、大ベテランの映画人だ。
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実にさまざまなアーティストが登場する。画家の横尾忠則さん、歌手の加藤登紀子さん、写真家の石内都さん、舞台美術家で画家の朝倉摂さん、演出家の串田和美さん、作家の半藤一利さん……若かりしころについて語る表情には、思いの深さをうかがわせる。彼らの証言は、一つ一つが非常に興味深く芸術家の意志と勇気を感じる。米国の雑誌「TIME」の表紙に佐藤栄作元首相を描くよう注文を受けた横尾さんの話、石内さんの母親が女性ドライバーとして勤めた米軍基地の記憶……。さらに、60年安保を考えるために、原爆投下の歴史にも触れるのだが、そのことによって日米の関係を深く考えさせられる。沖縄の基地周辺も取材しているきめ細かさにも注目したい。
89分と短い尺の映画だが、さまざまなアート作品、証言、アーカイブ映像を駆使している。当時のニュース映像だけでなく、ホーグランド監督が日本映画に携わってきただけあって、深作欣二監督の作品からスタジオジブリの作品まで幅広く取り扱い、映画の数秒間のシーンを挿入している、その構成力が見事だ。扱っているテーマは重いがテンポが良く、グイグイと引きつけられる。政治や思想を扱っているドキュメンタリーにありがちな「知らないと分らない」という作りではなく、いい意味で分かりやすい。それも、当時のパワーをアート作品自体が力強く語っているからだろう。渋谷アップリンク(東京都渋谷区)ほか全国で公開。(キョーコ/毎日新聞デジタル)
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