「婚活ブラ」「裁判員制度ブラ」など世相を反映した変わり種のブラジャーを発表している下着メーカー「トリンプ・インターナショナル・ジャパン」(東京都大田区)が10日、観光立国を目指し官民一体となって推進中の訪日観光客招致活動に着目し、バスガイドをイメージして製作した新作下着「ようこそ!日本ブラ」(非売品)を公開した。
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“いつでもどこでも”海外からの旅行者に日本の観光名所を「ガイド」できるというコンセプトの「ようこそ!日本ブラ」は、紺色の生地に3つのボタンが並んだバスガイド風のデザインで、ビスチェタイプのブラジャーのセンターにある3つのボタンを押すと英中韓の3カ国語で「ようこそ日本へ!」と音声が流れる。
フロント部分には、観光スポットの写真カード(周辺地図を見ることができるQRコード付き)を入れるポケットも付いており、サイドにはバスガイドが引率時に使用する誘導旗も装着可能。ストラップは羽田空港の新滑走路をイメージしたデザインで、新滑走路を走る飛行機も付いている。ブラジャーのカップにはカードと連動した「観光地パッド」(富士山、浅草雷門、秋葉原、寺社仏閣、温泉、スキー場の6種類)が入っており、裏返して広げると日本地図になるボトムの巻きスカートに張り付けることができるので、地図を広げて、日本の名所を案内できる。
東京都内で行われた発表会に「ようこそ!日本ブラ」を身につけて登場した「2011トリンプ・イメージガール」の河合ひかるさんは「見ただけで何を伝えたいのかすぐ分かるし、ボタンを押すと声が出るのがポイントです」とアピール。着心地については「体にフィットして、バストアップもしてくれて、すごく気持ちいいです」と笑顔で話していた。(毎日新聞デジタル)