獣医ドリトル:最終回視聴率12.5% 小栗旬が悪徳獣医師に

ドラマ「獣医ドリトル」の一場面=TBS提供
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ドラマ「獣医ドリトル」の一場面=TBS提供

 小栗旬さん主演のドラマ「獣医ドリトル」(TBS系)の最終回が19日放送され、平均視聴率は12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「獣医ドリトル」は、「ビッグコミック」(小学館)で連載中の人気マンガ「獣医ドリトル」(夏緑・作、ちくやまきよし・画)が原作。小栗さんが演じるのは、腕は一流だが口が悪く、「獣医はビジネス」と法外な治療費を要求する悪徳敏腕獣医師・鳥取健一(通称・ドリトル)。物語は、病気やけがをしながらも苦しみを伝えられない動物たちを救うだけでなく、問題を抱えた飼い主の心までも治療していく。ドリトルの病院で働くヒロイン・多島あすか役を、小栗さんとは、07年のドラマ「花より男子2リターンズ」(TBS系)以来3年ぶりの共演となる井上真央さんが演じた。ドリトルのライバルとなる心優しい獣医・花菱優で成宮寛貴さんが出演した。

 最終話は、順平(菅田将暉さん)は親子のもめ事で大けがをした愛犬・バルザックを鳥取動物病院に連れてくる。オペの難易度が高く、鳥取は、順平に手術費を払うよう父・土門総院長(國村隼さん)に確認をさせるが、土門はバルザックの安楽死を順平に勧める。一方、花菱は、感染症にかかった犬20匹を安楽死処分するという全日本獣医師会の決定から犬たちを救おうと奔走していた。全日本獣医師会会長・土門が犬の安楽死執行まで花菱に与えた時間は、その日の夕方4時まで。それまでに犬の受け入れ先を見つけられなければ、犬たちは安楽死処分されてしまうことになる……というストーリー。

 同時間帯でフジテレビが新設した日曜9時の新ドラマ枠「ドラマチック・サンデー」の「パーフェクト・リポート」の最終回も同日放送され、平均視聴率は4.7%だった。(毎日新聞デジタル)

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