お笑い芸人の間寛平さん(61)が21日、マラソンとヨットで地球一周に挑戦した「アースマラソン」のゴールとなる大阪城野外音楽堂(大阪市中央区)に到着した。08年12月に大阪をスタートして、地球を東回りで約4万キロを766日目で快挙を達成した。寛平さんは両手をあげて、「ただいま帰ってきました。オレは本当に幸せもんやー」といい、「アーメーマー」を連呼した。
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寛平さんは、08年12月17日に「なんばグランド花月」から東に向かってスタート。1万キロを達成した10年1月には前立腺がんが発覚し、約2カ月米国で治療に専念した後、トルクメニスタンから再スタートした。11年4月にヨットで福岡に着き、大阪へ向けて国内を走ってきた。
大阪城野外音楽堂には、3000人のファンと「雨上がり決死隊」など芸人仲間が出迎える中、寛平さんはゴールテープを切った。出迎えた平松邦夫・大阪市長が「10月に大阪マラソンがあります。盛り上げてください」と呼びかけると、寛平さんは「走るのあきました」と答えた。09年にがんで死去した忌野清志郎さんが作った応援曲「RUN寛平RUN (ランかんぺいラン)」をサンプラザ中野くんさんが歌い、長男で歌手の慎太郎さんが応援曲「いつかのボール」を歌うと、感動の涙を見せた。
22日には「なんばグランド花月」でオールナイトの凱旋(がいせん)ライブも予定されている。(毎日新聞デジタル)