「60歳のラブレター」(09年)や「半分の月がのぼる空」(10年)、さらに公開中の「白夜行」でメガホンをとった深川栄洋監督の新作「洋菓子店コアンドル」が11日に全国で公開された。蒼井優さんが見習いパティシエ、江口洋介さんが伝説のパティシエにふんしている。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
鹿児島育ちの臼場なつめ(蒼井さん)が、上京してケーキ職人の見習いになる。その彼女のひたむきさと、周囲に疎んじられようとめげない強さが、やがて、過去のある出来事から菓子作りをやめた伝説のパティシエ十村遼太郎(江口さん)の生き方に影響を及ぼしていく……というヒューマンストーリーだ。
江口さんと蒼井さんのダブル主演と、心が落ち着く柔らかな色彩の映像、さらにスイーツをネタにした物語ということで、タイトルからして少女マンガのようなニュアンスを与え、メルヘンチックな物語を想像しがちだが、実はもう少し深刻なテーマをはらんでいる。もちろん、なつめと十村、そして2人を取り巻く人々の成長が主軸だが、同時に、なつめ世代の若者、十村世代の中年、さらに加賀まりこさん演じる店の常連客という年配世代と、3世代にわたるドラマがバランスよくまとめられているのだ。
最近の映画にはめずらしい、正真正銘のオリジナルストーリー。いながききよたかさんと前田こうこさんによる台本に、深川監督が筆を加え、彼なりの物語を作り上げた。人間がスイーツによって癒やされ、再生していく話だ。甘く、温かく、ちょっぴりほろ苦い。なかなかコクのある作品だ。11日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
ディズニーの長編アニメーション50作目となった「塔の上のラプンツェル」(ネイサン・グレノ/バイロン・ハワード監督、2010年)の実写映画化が発表され、ラプンツェルとフリン・ライダ…
永野芽郁さんと佐藤健さんがダブル主演し、人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する映画「はたらく細胞」(武内英樹監督、2024年公開)が、「金曜ロードショー」(日本テレビ系、金…
累計発行部数が100万部を突破した東野圭吾さんの小説が原作の劇場版アニメ「クスノキの番人」(伊藤智彦監督、1月30日公開)の入場者特典として、東野さんによる書き下ろしの新作オリジ…
2026年が仮面ライダーの生誕55周年にあたることを記念した「仮面ライダームービープロジェクト」の始動が発表された。1月7日正午には東映の公式サイト「仮面ライダーWEB」で、27…
WOWOWは1月7日、キネマ旬報とタッグを組んで「映画検定2026」公式サイトをグランドオープンしたと発表した。映画検定は「映画を知って、映画をもっと楽しもう」をテーマに2006…