東日本大震災:オンラインゲームのキャンペーン報酬1000万円を義援金に

 ゲームポータルサイト「ハンゲーム」を運営するNHNジャパンは、オンラインゲーム「ドラゴンネスト」で23日から予定されていたキャンペーン「DN−1グランプリ」を中止し、プロモーション参加報酬として予定されていた1000万円を東日本大震災の被災地への義援金にすると公式サイトで発表した。

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 「ドラゴンネスト」は、PC向けオンラインアクションRPG。世界を破滅に陥れたブラックドラゴンの討伐から数十年、闇の勢力が再び力を持ち始めたファンタジー世界を舞台に、プレーヤーは近距離攻撃に優れた「ウォーリアー」やさまざまな魔法を使いこなす「ソーサレス」など四つの職業からキャラクターを選び、他のプレーヤーと協力しながらさまざまな冒険の旅に出る。派手なアクションと簡単な操作、複数のプレーヤーによる連携が特徴。基本料無料のアイテム課金制。

 「DN−1グランプリ」は、23日のアップデートで実装されるボスモンスター「シードラゴン」を最初に倒したチームのプレーヤーに、同ゲームのプロモーション活動へ参加した報酬として、チームに対して1000万円を支払うキャンペーンで、8日には映画「GANTZ」「君に届け」などに出演した女優の夏菜さんを公式サポーターに任命し発表会も行っていた。

 また同社は、ゲームの声優やテーマ曲を担当したGACKTさんが呼びかけた「SHOW YOUR HEART」基金に協力し特設サイトを立ち上げたほか、アバターアイテムを使った義援金募集を始めている。(毎日新聞デジタル)

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