JIN:厚労省と感染症排除啓発キャンペーン 「いまなら守れる」と4月から

「JIN」が文部科学省・厚生労働省・日本医師会とコラボした感染症排除啓発キャンペーンポスター
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「JIN」が文部科学省・厚生労働省・日本医師会とコラボした感染症排除啓発キャンペーンポスター

 幕末にタイムスリップした医師の姿を描いた村上もとかさんのSF医療マンガをドラマ化した

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「JIN−仁」(TBS系)が、文科省、厚労省、日本医師会と協力し、感染症排除啓発キャンペーンを実施することが23日までに、明らかになった。

 「JIN」は、村上さんが「スーパージャンプ」(集英社)で連載中で、大学病院の脳外科医だった南方仁(大沢たかおさん)が、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまい、満足な医療器具や薬もない状態で人々の命を救う中、坂本龍馬(内野聖陽さん)や勝海舟(小日向文世さん)ら幕末の英雄と知り合い、歴史の渦の中に巻き込まれていく……というストーリー。09年10~12月にTBS系で放送され、最高視聴率25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録、4月17日から続編が放送される予定。

 同ドラマは前シリーズでも感染症のコレラを題材にしており、予防をしっかり行えば、江戸時代とは違って「現代(いま)なら守れる」とし、感染症排除啓発キャンペーンを推進。今回は感染症の中でも、はしかをターゲットとして、同ドラマの世界観の中に「2回の予防接種ではしかは無くせる」など、キャッチコピーや説明を入れたポスターを制作し、全国の病院や保健所、学校、行政関連施設などに約30万枚規模で配布し掲示して、4月から始まる予防接種を呼びかける。

 ドラマの続編は、大沢さんや内野さん、小日向さんのほか、ヒロイン・咲役の綾瀬はるかさん、吉原のおいらん・野風と仁の現代の恋人・未来の一人2役の中谷美紀さんら主要キャストは前作と同じ顔ぶれで、最終回のその後を描く。初回は4月17日午後9時から2時間5分スペシャルでスタート予定。(毎日新聞デジタル)

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