ハンチョウ:業界初、テレビドラマ連動で電子コミックを配信

「ハンチョウ4 神南署安積班~正義の代償~」のコミックイメージ(C)浦川まさる&佳弥、今野敏/TBSテレビ、NTTソルマーレ、兼松グランクス
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「ハンチョウ4 神南署安積班~正義の代償~」のコミックイメージ(C)浦川まさる&佳弥、今野敏/TBSテレビ、NTTソルマーレ、兼松グランクス

 俳優の佐々木蔵之介さんが主演を務める刑事ドラマ「ハンチョウ~神南署安積班」(TBS系)で11日から放送の始まる第4シリーズ「正義の代償」が、テレビと連動して電子コミック化されることが8日、明らかになった。電子コミックは、各話放送終了と同時に同じストーリーで携帯電話の電子コミック配信サイト「コミックシーモア」とスマートフォン向け電子書店「地球書店」「TBSブックス★」に配信される。ドラマ放送との連動配信は電子書籍業界として初めてという。

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 ドラマ「ハンチョウ」は、09年4月期に連続ドラマシリーズがスタートし、10年は1月期と7月期に放送された。今回のシリーズは安積班長(佐々木さん)が大切にしてきた「心の交流」が通じない愉快犯や模倣犯など都市型犯罪が多発し、安積にもシリーズを通しての見えない脅迫者が忍び寄り、捜査の裏をかくハイレベルな知的犯人が安積班を狙う。また、前シリーズで安積班に立ちはだかった宇梶剛士さん演じる本庁捜査1課の高野警部がライバルとして登場し、安積班の人員の引き抜きを画策し、チームワークが売り物の安積班にも亀裂が入るなど、これまでよりハードな展開となる。

 コミック版では、ドラマの面白さをそのままに、電子書籍ならではの臨場感と緊張感をストーリーに加えて配信。また、8日午前10時から、電子書籍でしか読めないオリジナルストーリー「ハンチョウ4~神南署安積班~エピソード0」を先行配信する。

 テレビドラマの初回は11日午後7時から2時間スペシャルで放送予定。佐々木さん演じる安積班長が凶弾に倒れる波乱の幕開けとなる。(毎日新聞デジタル)

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