声がいいと思う“モテ声”男性有名人には歌手で俳優の福山雅治さん、女性では女優の仲間由紀恵さんがそれぞれ1位に選ばれた。また、外見の割に声で得をしていると思う“得声”有名人には、男性ではお笑い芸人のケンドーコバヤシさん、女性では柳原可奈子さんが1位に選ばれたことが、「“モテ声”に関する意識調査」で分かった。
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調査は、「声」を科学的に研究する情報発信母体「声総研」が4月1~4日、20~50代の男女800人を対象に実施。結果によると、声がいいと思う“モテ声”男性有名人には、1位の福山さん(172票)をはじめ、「麒麟」の川島明さん(80票)、玉木宏さん(74票)、森本レオさん(71票)、ケンドーコバヤシさん(65票)が続いた。女性では、仲間さん(114票)以下、真矢みきさん(102票)、吉瀬美智子さん(41票)、黒木メイサさん(34票)、深津絵里さん(34票)、平野綾さん(28票)が続いた。また、“モテ声”の条件として、男性では「深みがある声」「低い声」「太い声」、女性では「澄んだ声」「色っぽい声」「甘い声」などが挙げられた。
外見の割に声の良さで得をしていると思う“得声”有名人には、ケンドーコバヤシさん(206票)、「麒麟」の川島さん(131票)、「キャイ~ン」の天野ひろゆきさん(80票)、「南海キャンディーズ」の山里亮太さん(56票)、「ネプチューン」の原田泰造さん(44票)が続き、女性では、柳原可奈子さん(292票)、青木さやかさん(139票)、友近さん(19票)、松田聖子さん(16票)、黒沢かずこさん(15票)が続いた。男女それぞれ三枚目のイメージが強いお笑い芸人が上位を占めた。
自分の声に点数をつける質問で既婚者の割合を調べた結果、0~35点の低得点者層では53%、36~65点では61.4%、66~100点の高得点者層では63.5%と声の評価点が高い人ほど結婚している傾向が明らかになった。また、他人からいい声だと言われる人とそうでない人を比較すると、「異性から誘われることが多い」「『モテる』『モテそう』と言われる」「『異性からチヤホヤされている』と言われる」などの項目にあてはまると答えた人の割合は、いい声の人の方が20%前後多く、声を評価されている人ほど、異性からのアプローチが多いことが分かった。
「自分の声に自信がない」(80.7%)、「いい声になりたい」(79.2%)と、約8割の人が自分の声をよくしたいと思っており、ボイストレーナーの秋竹朋子さんは、「声の良さというのは、生まれつき決まっているものではありません。ちょっとした練習や意識で“モテ声”に変えることができます。声に自信がついた方は、考え方も前向きになり、メンタル的にも明るく変わりはじめます。それがさらに周りに人を引き寄せると確信しています」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)