モンスターハンター:USJユクモ村はプロデューサーも納得のリアル感

展示されている「シルバーソル」の装備一式(左は辺見えみりさん、右はモンスターハンタープロデューサーの辻本良三さん)
1 / 1
展示されている「シルバーソル」の装備一式(左は辺見えみりさん、右はモンスターハンタープロデューサーの辻本良三さん)

 人気アクションゲーム「モンスターハンター」(カプコン)をテーマにしたテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)のイベント「モンスターハンター・ザ・リアル」が1日、報道陣にお披露目された。細部にまで徹底的にこだわって再現された全長約20メートルの巨大モンスター「リオレウス希少種」をはじめ、パーク内の「ステージ18」の中は、「3rd」に登場するハンターの生活拠点「ユクモ村」をはじめ、モンハンの世界観を見事に表現。モンハンの辻本良三プロデューサーはイベントの仕上がりについて「決して長くない制作期間の中で、ここまで細かいところまでこだわって作っていただけたので、ある程度お任せできた。一緒に組んでやってよかった」と笑顔を見せた。

あなたにオススメ

 「ユクモ村」のコーナーには、ハンターの家の中にある武器や防具が飾られた自宅や、村の雑貨店、装備加工所などの実物大ジオラマを展示。なかでも「シルバーソル」の装備一式は、「出来がすごくいい。ここまで忠実に再現していただいて、見応え十分」と辻本プロデューサーが感心するほどの出来栄えだ。

 愛らしい姿が人気の「アイルー」や「プーギー」といったキャラクターは、モンハンのスピンオフ作品「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」の世界観を表現したコーナーでキュートな姿を見せてファンを喜ばせてくれる。紹介されているプーギーの衣装「ブンブンビー」やUSJオリジナルアイルー「ユニバー」は、PSPを持参すればダウンロードすることができる。

 また期間中は、集会浴場をイメージしたリアル集会場で「モンスターハンターポータブル 3rd」のソフトを使って規定クエストのクリアタイムを競う大会を開催。最速の記録を出したプレーヤーには、パーク限定のトロフィーや記念品がプレゼントされる。期間限定で“こんがり肉”味のポップコーンなど、ゲームをテーマにした限定メニューや、ハローキティとコラボしたオリジナルグッズなども販売される。辻本プロデューサーは「『いつか実物大の造形を作りたい』という思いがついに実現した。僕たちの夢のコラボ、ぜひ来て見てください!」と力強くPRした。

 「モンスターハンター」は、プレーヤーがハンターとなって、砂漠や密林などさまざまなフィールドで巨大なモンスターを狩り、獲物からはぎ取った素材で、武器や防具を生産、強化していくアクションゲーム。PSP向けに発売された「モンスターハンターポータブル」シリーズが、友達と一緒に遊べる通信機能が受けて大ヒット。10年12月に発売された「3rd」は、シリーズ最高となる450万本を突破している。25日にはPSP版とも連動できるPS3ソフト「モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.」も発売されるほか、シリーズの人気キャラクター「アイルー」が活躍するPSP向けスピンオフ作品「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G」も10日に発売される。(毎日新聞デジタル)

芸能 最新記事