慶応大のダンスサークル「Dancing Crew JADE(ダンシング・クルー・ジェイド)」が開発に協力した新ダンスシューズブランド「JADE(ジェイド)」(マドラス)の発表会が24日、東京都内で行われた。同サークルの活動にインスピレーションを受けた同社が、所属する現役大学生約40人と意見交換しながら開発した。
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「ダンシング・クルー・ジェイド」は創部20年のダンスサークル。ヒップホップやハウス、ブレークダンスなどのパフォーマンスを行い、約200人のメンバーがいる。毎年3月に行う自主公演「JADE STYLE」では約3000人の観客を集めている。
同サークルのメンバーは、10年11月から月に1回程度のペースで同社と打ち合わせをし、ダンス時にもそれ以外でも履ける靴を目指して開発。メンバーは20~30足のダンスシューズを履き比べ、メンバー内で人気投票を繰り返して完成に至った。発表会では、メンバー6人が新ブランドの靴を履いてダンスパフォーマンスを披露。メンバーは「つま先が硬くて(ダンスの際につま先で)立ちやすい」「セクシーな衣装にもマッチするデザイン」と仕上がりに満足そうだった。
新ブランド「ジェイド」はストリートダンスを意識した靴ブランド。靴底やつま先が厚く耐摩耗性や耐久性に優れた「X−REP(エックスレップ)」(1万4700円、1万8900円)、ダンス時にも日常にも履きやすい「PLAYER(プレイヤー)」(1万3650円)、デザインを重視した「Chill Outer(チルアウター)」(1万5750円、1万6800円、1万7850円)の3タイプがある。12年春発売予定。(毎日新聞デジタル)