女優の杉本彩さん(43)が31日夜、東京・汐留の日本テレビで記者会見を開き、今年4月に再婚していたことを明らかにした。お相手は13年間にわたり交際し、ビジネスパートナーでもある男性といい、杉本さんは「13年間ずっと彼は結婚したい、一生一緒にいたいといわれてきたが、私はかたくなに断り続けてきた。でも、今までの感謝の意味と、ありがとう、これからもよろしくねという気持ちで、感謝婚? こんな夫婦になってしまいました」と語った。
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杉本さんによると、お相手とは15年前に仕事を通じて出会い、1年ほどは友人関係だったが、その後「猛烈なアプローチ」が始まり、交際に発展。「一緒に住んでもう8年くらいたっている」とすでに同居中であることも明かした。元々全然タイプじゃなかったというが、しつこくアプローチされ「本当にもう恐ろしいくらいのケンカも多々しましたけどね、私がどれだけむち打っても離れなかった」という。
そんな杉本さんが再婚を考えるようになったのは、40歳になってからという。「いろんなことがありまして、人と人とのつながりも考えさせられることがあった。私の人生の中で、一人で立ってるのもつらいなという出来事もあって、そのときにすごく支えてくれて、この人の存在は大きいなと改めて感じて、13年間の絆というものが……」と決意。
婚姻届は4月17日に提出したが、「これまでめちゃくちゃアンチ結婚を公言していたので、どうしましょう」という気持ちがあったという。ただこれまで公表しなかったのは、東日本大震災の影響や、友人で先輩女優の萬田久子さんの夫が亡くなるなど「不幸も続いていたものですから、私事のお祝い事をどんな時期に発信することが一番いいのかというのも自分の中で悩むところだった」と明かした。さらに一部報道で「想像でいろいろ掲載されてしまった。『こうなったらちゃんとお話させていただかないと』と思い、みなさんにご報告させていただきました」と会見に至った経緯についても説明した。
報道陣から「どんな家庭を作りたいか」という質問には「家庭ですか(苦笑)。愛とエロスとユーモアのある家庭を作りたいと思います」とらしさを発揮。「結婚する時期によって、結婚というものはいいものにも、人生にとってヘビーにもなりますし、お互いにいろんなものを乗り越えて絆を確認しあって、そこから結婚というものがあるのかなと思う」としみじみ語った。(毎日新聞デジタル)