幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「東京ゲームショウ2011」に前宮崎県知事の東国原英夫さんが登場。NHN JAPANの新サービス「ジークラウド」のプレス発表会で、「新しいゲーム時代の幕開け ジークラウド」と書かれたタスキをかけた東国原さんは、「オンラインゲーム業界をどげんかせんといかん!」と自身の言葉を用いて会場を盛り上げ、「NO INSTALL・NO SPEC・NO WASTE」という三つのマニフェストを発表した。東国原さんは、「マニフェストがこういう業界にも浸透していって、お約束ですよと発信する。マニフェストをやった人間としてはありがたいですね」と満足そうな表情を見せた。
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「ジークラウド」は、ゲームサービスをネットワーク上のクラウドサーバーで動作させ、その映像をオンラインでストリーミング配信するサービス。NTTドコモの高速無線通信LTEサービス「Xi(クロッシー)」に対応し、利用者の所持する端末がネットワークにつながりさえすれば、端末のマシンスペックに依存せず高品質なゲームサービスを楽しめる。
発表会には、同社の関田英雄プロデューサーとユビタスの春日伸弥ディレクターも登場。「昔インベーダーゲームをやってましたが、最近は忙しくてゲームができていない」と明かした東国原さんだが、新サービスについての説明を受けると「コンテンツ産業のパワーを感じる!」と絶賛。「無視できない。成長戦略に入れるべきだ!」と興奮気味に話し、「想像もつかないほどの頭脳、発想力ですよ。自治体にもこういう人がほしいですね!」と関田さんらにラブコール。東国原さんは、「想像つかないスピードで技術が進歩している。我々もリードしていかないと!コンテンツ産業は伸びていく可能性を感じたので、頑張ってもらいたい」と業界にエールを送った。「ジークラウド」は10月以降に予定されるクロッシ−対応タブレット型端末発売日より展開の予定。
また、芸能界引退を発表した島田紳助さんについて報道陣から聞かれた東国原さんは、「(引退)会見前後にメールで事情等やりとりしました。新事実も出てきているので今後の展開がどうなっていくか注視しないといけない」と神妙な面持ちで語った。(毎日新聞デジタル)