道端ジェシカ:目指すは「唯一無二の存在」 来年3月にフルマラソンに初挑戦

自身のこだわりについて語った道端ジェシカさん
1 / 1
自身のこだわりについて語った道端ジェシカさん

 トライアスロンなどに出場しアスリートとしての活躍も目覚ましいモデルの道端ジェシカさんが、12年3月11日に開催される「名古屋ウィメンズマラソン 2012」で、満を持してフルマラソンに初挑戦する。同大会は国際大会の選考会としても知られた「名古屋国際女子マラソン」を継承し、女性のみが参加、エリート選手と一般ランナーが一緒に走るレースとして知られる。プロゴルファーの金田久美子選手やラグビーや空手などで活躍する亜耶バネッサさんなどと肩を並べ、10月から「ナイキアスリート」の仲間入りを果たし、活動している道端さんは、初のフルマラソンながら「楽しみです」とどこまでもポジティブ。そんな道端さんに、体のメンテナンスや自身のメンタルについてのこだわりを聞いた。(毎日新聞デジタル)

あなたにオススメ

 「目標に向かって頑張るのが好きなんです。目標は絶対必要ですね。あった方が目指しやすいじゃないですか」と熱を込めて語る道端さん。トライアスロンをやろうと決めたときも、すぐに出場できる大会を調べて、それに向かってトレーニングしていったという。今回も、フルマラソン完走という“目標”に向かって、時間があればトレーニングを欠かさない。

 トレーニングのお供は「必ず持ち歩いているものはiPodです。私は家で座っているときより、動いているときに音楽を聴くのが好きなんです。1人で走っているときは音楽を聴いています」と話す。走っているときに聴いているのはテンポの速いヒップホップやエレクトロだといい、「機械音だけのものではなく、人の声が入っているものが好きですね。音楽は幅広く聴きますが、邦楽よりは洋楽が多いですね」と音楽の好みを語った。

 普段口にするもので、飲み物は体を冷やさないようになるべく常温のものか温かいものを選び、食べ物も「なるべく体にいいもの。例えばレストランでオーガニックのものがあったらそれを選びます。野菜もお肉も好きなので、バランスよく食べています」とアスリートらしいこだわりも見せたが、甘いものは“別腹”で「ショートケーキのように生クリームが乗っているものやプリンとか、クリーム系が好きです。我慢せずに際限なく食べちゃいます」とちゃめっ気たっぷりに語る。

 普段心がけていることは「物事のポジティブな面をとらえるようにしています。ポジティブシンキングでいるために必要なことですし、物事にはどんなものにもいいものと悪いものがくっついている。いいと思うのも悪いと思うのも自分で選択することなので、なるべくポジティブに考えるようにしています」と明かし、初挑戦で不安の多いフルマラソンもストイックになりすぎずに、ポジティブに受け止めているようだ。

 そんな道端さんのあこがれる人物像は「ボーダーを超えて活躍している方。モデルさんでもファッションモデルからタレントっぽい方もいると思いますが、いろんなことに挑戦できるカテゴライズされないモデルになりたいです」と語った。“目標”としている人はいるかと聞くと、「基本的に誰かのまねはしないです。どこにもいない人になりたいから(目標としている人は)具体的にはいません。私は唯一無二の存在になりたいんです」という力強い答えが返ってきた。また「人を驚かせるのが好きなんです。『こういうことやっちゃうんだ』と人に思われるのが好きなので、枠にはまったモデルにはなりたくないですね」と理想像を語った。

 次回は、道端さんが楽しみにしているフルマラソンについてや、演技や歌手活動への思いなどを聞く。

 <プロフィル>

 みちばた・じぇしか。84年10月21日生まれ、福井県出身。女性ファッション誌を中心にテレビ番組やCMなどで活躍中。モデル業だけでなく、アパレルブランドのデザイナー業にも挑戦している。10年春夏パリ・オートクチュール・コレクションでデザイナー・桂由美さんのウエディングドレスのモデルに起用され、パリコレデビューを果たす。10年4月に「JESSICA’S SECRET」(講談社)、同年12月に初のエッセー「幸せのある場所」(小学館)を出版し、11年3月には初のエクササイズDVD「JESSICA BODYDESIGN」(ユニバーサルミュージック)も発売。10月からはスポーツブランド「ナイキ」とパートナーシップを組み、12年3月11日に開催される「名古屋ウィメンズマラソン 2012」で初のフルマラソンへの参加を宣言した。

芸能 最新記事