道端ジェシカ:将来は「しっかりとしたママになりたい」 フルマラソンに初挑戦

自身の10年後を想像する道端ジェシカさん
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自身の10年後を想像する道端ジェシカさん

 12年3月11日に行われる「名古屋ウィメンズマラソン 2012」で、フルマラソン初挑戦する道端ジェシカさん。国際大会の選考会としても知られた「名古屋国際女子マラソン」を継承した同大会は、女性のみが参加し、エリート選手と一般ランナーが一緒に走るレース。日々のトレーニングを欠かさない道端さんは、休日も「時間があるときは1日に2回トレーニングです」と笑顔で語る。また、「休みの日は“メンテナンスデー”と呼んでいて、鍼(はり)に行ったり、マッサージや整体に行って体の疲れを取ります。次の日からまた仕事をしっかりと頑張れるようにと考えています」とモデルとしてのプロ意識をかいま見せた。そんな道端さんに、休日の過ごし方や女性として輝き続ける方法などについて聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 「モデルの仕事は、華やかで楽なんじゃないかと思っている人も多いと思うんですけれど、実はすごく体力を使う仕事なんです」という道端さん。自分の体では「下半身はあまり太らないので好きですね。それに比べて上半身は嫌いなんです(笑い)。だからすごく鍛えますよ。パーツではないですが体が柔らかいのも気に入っています」と自身を客観的に見つめ、ベストな状態で仕事をするために休日のメンテナンスも大事だと語る。

 美容と健康のためにいつも心がけていることは「汗をかくこと」だという。「汗をかいていると、すごく肌の調子がいいですね。『たくさんの水分を取る』『体を温める』『体を動かす』の三つがそろって初めて汗がかけるので、体を温める適度な運動がすごく大事だと思います」と力を込める。女性がずっと輝き続けるために必要だと思うことは?とたずねると、道端さんは「年を取るのを恐れないことですね。数字に惑わされないことだと思います」と答えた。「私は数字にとらわれたくないので、体重計に1年に1回くらいしか乗らないんです。年齢もただの時間経過だと思います」ときっぱり。内面では「自分のスタイルを確立している女性がすてきだと思います」と目標とする女性像を語った。

 10年後を想像してもらうと「私の中では30代からが大人の女性なんです。子どもがいて、しっかりとママをやっていたらいいですね。たぶん私はすごく厳しくなると思うので、あんまり厳しすぎないお母さんになりたいですね(笑い)。すてきな大人の女性になりたいです」と笑顔を見せた。思い描く理想の母親像は、自身の母親だといい、「子どもができたら仕事はせず、育児に専念したいと思っています。子どものそばにいつもいたいんです。私の母は料理が得意なので、そういうお母さんになりたいです」と明かした。では、パートナーに求めるものは?「結婚するとどうしても子ども中心の生活になる人が多いと聞きますが、私は夫婦の時間もちゃんと持てるような方がいいですね。難しいとは思いますが、そういう時間をあえて作ってくれる方がいいと思います」と語った。

 今はフルマラソンが一番の挑戦だという道端さんに、今後やってみたいことを聞くと、「モデル業は10年以上やっているので、違うこともチャレンジしてみたいと思っています。演技はやったことがないので、すごく興味があります」と女優業にも意欲を見せた。「『かじってみたい』というと変な言い方ですが、やったことがないことにはすごく(自分が)オープンです」と意欲的に語った。

 <プロフィル>

 84年10月21日生まれ、福井県出身。女性ファッション誌を中心にテレビ番組やCMなどで活躍中。モデル業だけでなく、アパレルブランドのデザイナー業にも挑戦している。10年春夏パリ・オートクチュール・コレクションでデザイナー・桂由美さんのウエディングドレスのモデルに起用され、パリコレデビューを果たす。10年4月に「JESSICA’S SECRET」(講談社)、同年12月に初のエッセー「幸せのある場所」(小学館)を出版し、11年3月には初のエクササイズDVD「JESSICA BODY DESIGN」(ユニバーサルミュージック)も発売。10月からスポーツブランド「ナイキ」とパートナーシップを組み、12年3月11日に開催される「名古屋ウィメンズマラソン 2012」で初のフルマラソンへの参加を宣言した。

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