注目の新譜:東京事変 メンバー全員が1曲ずつ持ち寄ったラストアルバム

東京事変のミニアルバム「color bars」のジャケット
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東京事変のミニアルバム「color bars」のジャケット

 2月に行われるコンサートを最後に、8年間にわたる活動にピリオドを打つことを発表した東京事変が、ラストアルバム「color bars」(EMIミュージック・ジャパン)を18日に発表した。

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 メンバー5人が作詞・作曲した楽曲を1曲ずつ持ち寄ったこのミニアルバムは、ボーカルの椎名林檎さんによるラテン歌謡に始まり、しなやかなホワイトファンクや、ギターロック、ヘビーなサウンドのバラードなどを収録。鍵盤奏者の伊澤一葉さんとドラムの刃田綴色さんが手がけた楽曲は、椎名さんではなく作者自らが歌っている。アルバムタイトルになった「カラーバー」とは、テレビの放送が終了したあと画面に映し出されるさまざまな色が並んだテスト信号のこと。バンドのメンバーが協力し、各々のソロ楽曲を並べたような内容の今作にふさわしいタイトルだ。

 「color bars」は、どの楽曲の歌詞もバンドの終焉(しゅうえん)を連想させる内容になっている。全5曲入りで1700円。(毎日新聞デジタル)

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