ジュード・ロウ:“相棒”ダウニー・Jrの男児誕生知らされ仰天 「友情終わり」とジョークで祝福

来日記者会見に登場したジュード・ロウさん
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来日記者会見に登場したジュード・ロウさん

 英俳優のジュード・ロウさん(39)が15日、東京都内で開かれた映画「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」(ガイ・リッチー監督)PRのための来日記者会見に登場。ホームズを演じた米俳優のロバート・ダウニー・Jrさん(46)と妻のスーザンさんとの間に男児が誕生したことについて相棒のワトソン役のロウさんは「知らなかったよ! いつ生まれたの?」と仰天し「彼との友情は終わりだよ」とジョークを飛ばしつつも「いいニュースだね」と祝福した。

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 ロウさんは共演のダウニー・Jrさんとは第1作目で初めて会ったときからものすごく気が合ったといい、ダウニー・Jrさんとの関係を「ワトソンとホームズの関係と同じように、忠誠心があって楽しい、そして複雑なもの」と説明。「複雑さ」についての突っ込んだ質問に「どんな友情でもそうだろ」と答えた。

 シャーロック・ホームズは、英作家コナン・ドイルが19世紀後半に発表した推理小説の主人公で名探偵の祖。「シャーロック・ホームズ  シャドウ ゲーム」では、前作に続きダウニー・Jrさんがホームズを、ロウさんがホームズの助手のジョン・ワトソンを演じる。ホームズとワトソンの名コンビの前に立ちはだかったのは自らの手を汚すことなく民衆の命を奪い、絶大な富と権力を手に入れようとする天才数学者・ジェームズ・モリアーティ教授(ジャレッド・ハリスさん)だった。2人はモリアーティ教授がヨーロッパ中に張り巡らせたわなやさまざまな危機を乗り越え、ついにスイスでモリアーティ教授との決戦の時を迎えるが……というストーリー。

 のろまな老人というイメージの強いワトソン像にロウさんは「原作に立ち戻って私自身の解釈も付け加えた。勇気と大胆さという新鮮な解釈も加えることも重要だった」と話し「シャーロックは自分と対等の人物をパートナーとして選ぶと思う。だからワトソンも賢くなくてはいけないんだ。ワトソンは元は軍人で肉体的にも動ける人物だからね」と役どころを語った。

 映画は3月10日公開。(毎日新聞デジタル)

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