お笑いコンビ「南海キャンディーズ」が23日、東京・池袋の池袋サンシャインシティで開かれた同じ吉本興業所属の女性歌手、YU−A(ユア)さんの3rdアルバムの発売イベントにゲスト出演した。女子ボクシングでロンドン五輪出場を逃した「しずちゃん」こと山崎静代さんは、「南海キャンディーズ」として“本業”を再開し、この日東京・新宿の「ルミネtheよしもと」で久しぶりに漫才を披露しており、「楽しかった。お客さんが暖かく迎えてくれて。日本に帰ってきてよかった」と話した。しずちゃんが漫才を披露したのはボクシングの五輪選考試合を終えてから、初めてだった。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
山里亮太さんは「(戻ってきてくれて)一安心です。“『南キャン』じゃない方”みたいだったので、助かります。(2人で)漫才したいですね」と相方との活動を喜んだ。
会見はYU−Aさんを交えて行われた。しずちゃんが山ちゃんに対して「(YU−Aさんを間に置いた)これぐらいの距離感がちょうどいい」と手厳しい“しずちゃん節”で突き放すと、山ちゃんは「2カ月近く距離を置いといて、まだ距離を置こうとしてるのか。オリンピックで俺がどれだけ1人で営業行かなきゃいけなかったか。ビンゴ大会うまくなっちゃったよ」とぼやき、記者たちの笑いを誘っていた。
今回のイベントの共演は、YU−Aさんが、五輪を目指していたしずちゃんの公認応援ソングを歌っていたことから実現。楽曲を喜んだしずちゃんが「それだけ、私の魅力があるのかな」と冗談を飛ばすと、山ちゃんから「言っていることがおかしい、(ボクシングで)打たれすぎたのかな?」と冷静に返すいつものツッコミを披露し、場を湧かせていた。(毎日新聞デジタル)