海猿:シリーズ第16弾まで製作決定? ファン感イベントで“悪ノリ”予告編を公開

架空の作品「海猿」シリーズ第16弾「FINAL LIMIT BRAVE MESSAGE and LOVE HEARTS 海猿」のポスター
1 / 2
架空の作品「海猿」シリーズ第16弾「FINAL LIMIT BRAVE MESSAGE and LOVE HEARTS 海猿」のポスター

 俳優の伊藤英明さん主演の映画「BRAVE HEARTS 海猿」(羽住英一郎監督)のファン感謝イベントがこのほど、東京都内で行われ、この日のために製作されたという架空の作品「海猿」シリーズ第16弾「FINAL LIMIT BRAVE MESSAGE and LOVE HEARTS 海猿」の予告編映像とポスターが観客に披露された。ファンを喜ばせようと伊藤さんが発案した前代未聞の“悪ノリ”企画に、上映中、会場は驚きの声と爆笑に包まれた。

あなたにオススメ

 この架空の作品は「いよいよシリーズ第16弾 今度こそ、最終章」とキャッチコピーが付けられ、「BRAVE HEARTS 海猿」から20年後、大型フェリーにガスプラント、ジャンボ機といった同シリーズを“ごった煮”にした海難事故が発生するという設定。ポスターには「構想3日、撮影半日 シリーズ最短のスペクタクル」というコピーも付けられた。

 予告編には、伊藤さんのほか、加藤あいさん、佐藤隆太さん、三浦翔平さんらレギュラーメンバーに加え、同シリーズのファンを公言しているフジテレビの笠井信輔アナウンサーが登場。撮影は、羽住監督ら「海猿」のスタッフが集結し、本編同様、本格的な撮影が行われた。出演陣のアドリブを交えたコミカルな掛け合いや、笠井アナが要救助者として出演するなど、“悪ノリ”に近いほどのユーモアあふれる映像に仕上がっている。

 イベントに登壇した伊藤さんは、予告編上映後、「すみません。『海猿』をぶちこわしました。1日で撮ったんですけど、本当にスタッフそろって、ばかですよね」と苦笑いを浮かべつつ、「『海猿』をここまで応援していただいたファンの方に向けて、スタッフもキャストもそういう思いを込めて作りました」と企画に対する思いを述べていた。

 同予告編映像は9月2日まで、全国の一部を除く「BRAVE HEARTS 海猿」上映劇場(計276館)で、本編の後に上映される。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 2 枚

映画 最新記事