M-1グランプリ2024 決勝戦
決勝戦 FIRST ROUND 前半戦 1~5組目
12月22日(日)放送分
プロアマ問わずコント日本一を競う「キングオブコント2012」(TBS系)の準決勝が、30、31日に赤坂BRITZ(東京都港区)で行われ、最終日31日にファイナリストが発表された。準決勝に出場した67組の中から、「うしろシティ」「かもめんたる」「銀シャリ」「さらば青春の光」「しずる」「トップリード」「バイきんぐ」「夜ふかしの会」の8組が決勝に進出する。
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「かもめんたる」の岩崎う大さんは、名前が呼ばれ壇上に上がると号泣し、4歳の子供を思い浮かべながら「パパ、やったよ!」と嗚咽しながら喜びを爆発させた。また、前大会でファイナリストに選出されるも最下位の8位に終わった「トップリード」の2人も、なぜか「う大さんにつられた」と涙を流して喜び、新妻悠太さんは「7位以上を目指します!もし8位だったら、おでこに『8』という刺青をほります」という冗談まじりの公約を宣言。今回、アマチュアでは唯一の決勝進出となる「夜ふかしの会」の大重わたるさんは、「5人いるので舞台をまんべんなく使って優勝を目指します」と意気込んでいた。
3回目の出場となる「しずる」は、決勝戦でのライバルについて「7組すべて。中でも『後ろシティ』は最近仲よくなってきて、飲みに行ったりしてるから、慣れ合いになりたくない。『キングオブコント』は僕らの舞台なんだという洗礼を浴びせたいですね」と村上純さんが威勢よくコメント。しかし、「後ろシティ」の金子学さんに「(ライバルは)『さらば青春の光』ですね。『しずる』はタレント臭があるんで」とあっさりかわされ、村上さんが「えっ!? めっちゃ恥ずかしい」と戸惑う一幕もあった。
自身の強みを報道陣から聞かれると、大阪出身のコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんは「大阪らしい、泥くさいねちっこいコント。ソース味のコントをやってやるぞ!」とアピール。「バイきんぐ」の西村瑞樹さんは「結成して16年なので、コンビ愛ですね」と笑顔で話すと、相方の小峠英二さんからは「(コンビ愛)ないですよ。僕らの唯一負けないものは元気です!」と一蹴されていた。また、「M−1グランプリ」に出場するなど王道の漫才コンビのイメージが強い「銀シャリ」は、あえて「特技は漫才(笑い)」と周囲から総ツッコミを受けながら答え、「コント畑にたくましく育てていただいて、秋に実ればいいかなと。優勝しても、おごらずに“頭をたれる稲穂かな”」と自分たちのコンビ名にかけて勝利への意欲を語った。
勝負の行方を左右するネタ順の抽選会は、9月1日に生放送番組「王様のブランチ」(TBS系)内で行われ、決勝の模様は9月22日にTBS系で午後7時から3時間、「ダウンタウン」の司会で生放送される。さらに、今大会の優勝者に賞金1000万円以外に、1時間の特番がプレゼントされることも発表され、その番組は10月5日深夜12時20分に放送予定。
「キングオブコント」は、08年から毎年行われているお笑いコンテスト。2人以上のユニットなら芸歴の制限なく可能で、これまで、「バッファロー吾郎」「東京03」「キングオブコメディ」が優勝しており、昨年の大会では「ロバート」が4代目キングの座を勝ち取った。今年は2971組がエントリーし、7月の東京での1回戦を皮切りにスタートした。(毎日新聞デジタル)
2024年12月24日 05:00時点
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