現在公開中の映画「アベンジャーズ」の紅一点、スカーレット・ヨハンソンさんが演じたブラック・ウィドウ役の声で洋画の日本語吹き替えに初挑戦した女優の米倉涼子さん。同映画で、アイアンマン(ロバート・ダウニーJr.さん)やキャプテン・アメリカ(クリス・エバンスさん)、マイティ・ソー(クリス・ヘムズワースさん)ら主役級のヒーローたちに引けを取らない女スパイ、ブラック・ウィドウ役を声で熱演する米倉さんに、オフの日の過ごし方やプライベートについて聞いた。(毎日新聞デジタル)
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7月にミュージカル「CHICAGO」の主演でのブロードウェーデビューを果たし、目指す美しさは「健康美」と語る米倉さん。オフの日は仲間と食事に行くなどして楽しむほかに、時間を見つけてトレーニングしているという。「美容のためにというよりは、体力づくりとか健康のため。ヨガをやったり、ピラティスをやったり。(やることは)決めていないです」と、ストイックにではなく、自身のコンディションに合わせている。「定期的に時間は決められないので、なるべく時間を見つけて、やれるときにやっています」と意欲的だ。
多忙な毎日の中で大事にしていることは、「すごく簡単な言葉なんですけれど、『一期一会』という言葉はとても素晴らしいと思います」と答えた。女優という仕事柄、「すごく短い期間でお仕事をさせていただく人がたくさんいる」というが、そのさまざまな人との出会いを大切にしているという。「大事にすれば大事にした分だけ、つながる感じがしますね」と語った。
米倉さんがあこがれる女性像は「今生きていることが楽しいと思える、あきらめていない人」だという。女性がずっと輝き続けるためには、「生きている中で、ちゃんといつも楽しいことを見つけているかが大事」といい、「(私も)頑張っています」と笑顔を見せた。そんな米倉さんが今後やってみたいことを聞くと、「フフフ、暴れ馬に乗れるようになりたい!」という驚きの答えが返ってきた。乗馬ではなく? 「乗馬も好きなんですけれど、そうではなく、暴れ馬。そう、ウエスタン映画に出たいですね」と新たに“楽しいこと”を思い付いた様子だった。
<プロフィル>
75年8月1日生まれ、神奈川県出身。92年の「第6回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し、翌年から7年間、キャンペーンガールやCM、ファッション誌専属など、トップモデルとして活躍。99年に女優宣言し、以後は数々のドラマで主演を務め、12年7月には、ミュージカル「CHICAGO」に主演として、本場ニューヨークで念願のブロードウェーデビューを果たした。10月からは連続ドラマ「Doctor−X~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に主演する。公開中の米映画「アベンジャーズ」で、スカーレット・ヨハンソンさん演じるブラック・ウィドウ役の吹き替えに初挑戦している。
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