東京・丸の内の通りをLEDの光で彩るクリスマスシーズン恒例の「丸の内イルミネーション2012」が1日、スタートした。丸ビルなどの商業施設などが並び、有楽町から大手町をつなぐ約1.2キロに及ぶ丸の内仲通りを中心にライトアップされ、街路樹約230本にLED約101万球を装飾。丸の内オリジナルカラーの“シャンパンゴールド”色の光が秋の夜空とビル街を照らし出す。イルミネーションは13年2月17日まで。
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今回のイルミネーションは、昨年と比べ、LEDで装飾する通りの距離を約100メートル延長、LEDの数も約95万球から101万球に増やした。さらに、丸ビル、丸の内商店会の10周年や東京駅の丸の内駅舎のリニューアルオープンなどに合わせ、イルミネーションの開始時期を1カ月前倒ししている。LED電球には、昨年から本格導入された“エコイルミネーション”を採用。従来のLED電球と比べ、照度を保ちながら1球あたりの消費電力を65%削減した。また、期間中使用するすべてのエネルギーに太陽光や風力などで得られた再生可能エネルギーを使用するグリーン電力を活用するなど、環境に配慮している。
丸の内仲通りのほか、商業施設「丸の内オアゾ」や「東京ビルTOKIA」周辺でもイルミネーションを実施。点灯時間は午後5~11時、12月は12時まで点灯予定。今後、クリスマス用の装飾やクリスマスツリーの点灯式、関連イベントなども行うという。
また、同日からリニューアルオープンした丸の内駅舎もライトアップされ、東京駅前は多くの見物客でにぎわっていた。(毎日新聞デジタル)