アニメ質問状:「ソードアート・オンライン」 倒れるときは前のめり! 新展開に注目を

(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project
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(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、川原礫さんの人気ライトノベルをアニメ化し、クリアしないと脱出できないオンラインゲームの世界を舞台に、孤高の戦士キリトの活躍を描く「ソードアート・オンライン」です。伊藤智彦監督に作品の魅力を語ってもらいました。

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 −−制作決定の経緯と、アニメにするときに心がけたことは?

 アニプレックスの岩上敦宏プロデューサーに「どうですか?」と原作本を渡されたのがきっかけです。ウェブ版からの原作ファンの方々がいらっしゃるので、アニメからこの作品に触れる人を含めて、なるべく多くの人が満足してもらえるように作ろうと思って臨んでいます。

 −−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 うれしかったときは、初めて色がついたとき、声が入ったとき、音楽が入ったとき、試写会でお客さんのリアクションを見たとき、一話一話納品し終わったとき……です。あとは全部作業終了したときがそうなってほしいと思っています。

 大変だったことは、原作の設定や挿絵をなるべく尊重して作ってるつもりなので、それを意識するとどうしても設定の点数が増えたり、キャラクターの線の量が増えたりして一つ一つの工程に時間がかかることです。なかなか「ここは勢いで!」というのを作品に許してもらえない感じがしてます。

 −−今後の展開、読者へ一言お願いします。

 そろそろ折り返し地点を過ぎ、作品も新たな展開になるころかと思いますが、新たに登場するキャラ、世界、そしてキリトさんの変わらない強さっぷりに注目してください! スタッフ一同「倒れるときは前のめり!」の精神で臨んでますので、最後の一カットまでお見逃しなきようお願いします。

 ソードアート・オンライン監督 伊藤智彦

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