俳優の竹中直人さんが16日、東京・表参道のレザーバッグブランド「ロエベ」直営店で開催された女性ファッション誌「Domani」(小学館)の読者イベントに登場し、自身がオーダーメードした同ブランドのバッグ「アマソナ」をお披露目した。出来上がったバッグを見た竹中さんは高い声で「めっちゃくちゃうれしい!」とニンマリ。バッグをなでながら「(ポイントの)紫が格好いい。全部理想通りに仕上がってますね」と上機嫌で語った。
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イベントには竹中さんのほか、同誌の専属モデル・知花くららさんも招かれ、事前に2人がオーダーしたスペシャル「アマソナ」をお披露目した。知花さんは自身のバッグについて「すごく悩んだんですよ。バッグだからいろんな服を合わせたいし、自分がしっくりなじむ色を選ぶのもいいし、ハンドルで遊んでみるのもいい」と話し、「わー、本物になったという感動。実物になって魅力が増した」と喜んだ。竹中さんのファッションについては「すごくお似合いですね。革を着こなす男性ってすてきです」と絶賛したが、「革を好きな人って変わった人が多いですね」と言って、会場の笑いを誘っていた。
「ロエベ」は、1846年創業のスペインのレザーブランド。「アマソナ」は1975年に発表された同ブランドの代表的なバッグ。イベントは、6月からサイズや革の素材、カラーなどを自分の好みでカスタマイズし、13万通り以上の組み合わせで自分だけの「アマソナ」を楽しむことができるオーダーメードサービス「アマソナ・アトリエ」の開始を記念して開催された。
スペインと革に造詣が深い俳優と紹介された竹中さんはレザージャケット姿で登場し、「革は微妙な光を放つじゃないですか、それがたまらない。触れたときの感触が何ともいえない。着れば着るほど味が出て心からいとおしくなってくる」と革の魅力を冗舌に語った。スペインには舞台公演で1カ月滞在したことがあるといい「ダリが好きだったので夢のようでした。電車の中では露骨に財布を取ろうとするスリにもあいました」と思い出を語って会場を盛り上げた。
同サービスは、マドリード、バルセロナ、パリ、北京、上海、香港、台湾などの限られた世界の都市のブティックのほか、日本では「ロエベ銀座本店」と「日本橋三越本店 ロエベブティック」で実施している。(毎日新聞デジタル)