麻生久美子：産後復帰作はラブコメディー　映画初主演の関ジャニ安田と初共演

　5月に第1子女児を出産した女優の麻生久美子さんが、人気グループ「関ジャニ∞（エイト）」の安田章大さん初主演の映画「ばしゃ馬さんとビッグマウス」（吉田恵輔監督、13年秋公開予定）で、出産後初めて映画に出演することが19日、明らかになった。まったくかみ合わない男女が繰り広げるハートフルなラブコメディーで、安田さん演じる年下の青年から恋される「ばしゃ馬さん」こと馬渕みち代を演じる麻生さんは、「安田さんとのお仕事は初めてですが、2人でかみ合わない雰囲気を作っていけたらと楽しみにしています！」とコメントしている。

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　映画は、社会人コースのシナリオ教室で偶然出会ったまったくかみ合わない2人が、夢を捨てきれない男女の葛藤や挫折、恋愛模様をユーモアとペーソスたっぷりに描くハートフルなラブコメディー。「純喫茶磯辺」「さんかく」などを手がけた吉田監督がメガホンを取る。

　麻生さんが演じるのは、「私こんなに頑張ってる！」が口癖だが、いっこうに芽が出ない「ばしゃ馬さん」こと馬渕みち代で、安田さん演じる、「俺、本気出したらエグイで」が口癖だが、何もやったことのない「ビッグマウス」こと天童義美から恋される年上女性という役どころだ。

　映画初主演となる安田さんは「単独初主演という大役をいただけて、僕はもちろんのこと両親も大喜びしました。これを機にグループの名前をまた知っていただけるチャンスなので、がんばります！」とやる気満々で、麻生さんとの初共演にも「僕にとって大きな経験になり、芝居の勉強になると思うので、たくさん吸収しつつ麻生さんの足をひっぱらないようにしたい」と抱負を語っている。

　また麻生さんは、「純喫茶磯辺」以来の吉田監督との再タッグに、「またいつかお仕事できれば！と思っていたので、念願かなってとてもうれしい」と大喜びで、「今回の役は、とても情けなく人間くさいということで、どこまで自分をさらけ出せるのかと不安もありますが、全力で監督にしがみついていけたらと思っています」と意気込んでいる。

　映画は年内に撮影し、13年秋に全国ロードショー予定。（毎日新聞デジタル）