テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)は、16日から始まるクリスマスイベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」の開幕を前に15日、世界一の電飾数を誇るクリスマスツリー「世界一の光のツリー」を公開した。ツリーは昨年、もみの木または松を再現した人工式ツリーにおける電飾の数26万498個でギネス世界記録に認定されたが、今年は32万8049個となり、自身の持つ記録を更新した。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
ツリーは、高さ約36メートルの巨大サイズ。ゴールドのドレープ(ひだ)と、ピンク、青、緑などカラフルな大小のオーナメントボールで装飾し、幹だけではなく枝葉や茎まで赤や青、ピンクなど6色のLEDライトを張り巡らし、約20パターンの独創的な輝きのイルミネーションを楽しめる。
ツリーの前で行われているイルミネーションショーは、08~10年に上演された「天使のくれた奇跡」の続編「天使のくれた奇跡2~The Song of an Angel~」を上演。映像投射機を用いてパーク内のニューヨークエリアをぐるりと囲む壁面2面(「T2:3D」側の幅約75メートル、高さ約16メートルと、「スパイダーマン」側の幅約27メートル、高さ約14メートル)に、クリスマスのニューヨークの街並みや舞い落ちる雪を再現し、前作でパリで出会った男女が生まれ故郷のニューヨークで永遠の愛を誓うロマンチックなストーリーが展開される。ショーのクライマックスには「世界一の光のツリー」が点灯。1日1回で、上演時間は約20分。
クリスマスイベント期間中は、「天使のくれた奇跡2」のほか、日中にスヌーピーやエルモ、ウッディー・ウッドペッカー、スノーマンなどのおなじみの人気キャラクターが登場するパレード「ハッピー・スノー・パーティー」も開催。さらに、3月にオープンした家族向けエリア「ユニバーサル・ワンダーランド」は初のクリスマスシーズンを迎え、それぞれのキャラクターのテーマに沿ったクリスマスデコレーションで彩られる。サンタクロースとの写真撮影や握手などでふれ合える企画も実施。クリスマスならではのストリートパフォーマンスやレストランの限定メニュー、ショップの限定グッズなども用意している。「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」は16日から13年1月7日まで開催。(毎日新聞デジタル)