人気アイドルグループ「AKB48」の篠田麻里子さんが27日、プロデューサー兼デザイナーを担当するファッションブランド「ricori(リコリ)」の1号店となる新宿ルミネEST店(東京都新宿区)を開店前日の27日、訪問した。長年の夢だったという自身のブランドの店が実現し、「AKBに入る前からの夢で、ファッションの専門学校にも通って、10年前くらいからデザインはずっとしていた。夢が実現するとは思ってなかったのでうれしいです」と喜びをかみしめた。
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「ricori」は、篠田さんが全アイテムをプロデュースするとともにデザイナーとしても参加するファッションブランド。篠田さんは、AKB48として活動しながらも時間を確保し、深夜の打ち合わせや携帯電話やオンラインチャットなどで設立当初からかかわってきた。篠田さんは洋服や小物のデザインから内装やブランドプロデュースなども担当しており、「毎日毎日考えなきゃいけないし、ジャンルは違うけれど偉大です」と、改めてAKB48グループの秋元康・総合プロデューサーへの尊敬の念を口にした。
ブランド名について、篠田さんは「麻里子のリコとスペイン語の『かわいい』っていう意味の『rico』を合わせました」と説明し、「女の子が可愛いな、楽しいなって思える服でありたいし、新しいことにチャレンジする女の子のお手伝いができたら」と期待していた。元AKB48の前田敦子さんのものまねで話題のキンタロー。さんでも似合う?と聞かれると、「似合いそうなものはありますよ」と苦笑いで、「丸刈りの人も?」との質問には、「うちの可愛い妹なのでお手やわらかに……」と再び苦笑いだった。
AKB48のメンバーも同ブランドの展示会などを訪れたといい、「みんな、可愛いって言ってくれてます。大島優子ちゃんも『すごく可愛いね』って。おしゃれ番長のともちん(板野友美さん)も『すごくいいねえ』って言ってました」と笑顔で話し、「メンバーをモデルにしてファッションショーができたら」と夢をふくらませていた。
「ricori」1号店は新宿ルミネESTの地下1階に28日にオープン。その後、3月8日に大阪・心斎橋OPA、同15日に大阪・梅田のHEP FIVEにも出店する予定。(毎日新聞デジタル)