モデルの道端カレンさんが27日、東京・渋谷の劇場「東急シアターオーブ」で、女優の草刈民代さんらとミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」の初日公演を観劇した。観劇後、取材に応じた道端さんは「愛について考えた。人を愛するには自分だけでなくまわりの人のことも考えなければ」と感想を語った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
「ノートルダム・ド・パリ」は、ビクトル・ユゴーの小説が原作。15世紀末のパリを舞台に、妖艶(ようえん)な美しさと純粋な心を併せ持った女性エスメラルダに、近衛隊長のフェビュス、ノートルダム大聖堂の司教フロロ、そして鐘つき男のカジモドが思いを寄せる。ある夜、フェビュスが何者かに刺され、その罪を着せられたエスメラルダが投獄された。カジモドはエスメラルダを救い、ノートルダム大聖堂にかくまうのだが……というストーリー。せりふを用いず、歌とダンスのみで表現している。
道端さんはダンスについて「非常に迫力があり、細胞から踊っている感じが伝わってきた。もう一度見たい」と興奮した様子。草刈さんは「ノートルダム・ド・パリのバレエを見たことがあるので、照らし合わせて見ていた」といい、「エスメラルダが力強く生きることを歌い上げる一番の場面が、今回の見どころ」と話した。またタレントの生島ヒロシさんも取材に応じた。
ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」は同所で3月17日まで上演される。(毎日新聞デジタル)