レイザーラモンRG:編集部訪問で即興の「あるある」ネタ披露 誕生秘話も

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 お笑いコンビ「レイザーラモン」のRGさんが6日、同日発売された「あるある」ネタ満載のDVD「GREATEST HITS(グレイテストヒッツ)」PRのため、「まんたんウェブ」編集部を訪れた。おなじみの着流し姿で現れたRGさんは、編集部そばを走る皇居ランナーをお題に「帽子を後ろ向きにかぶりがち」「短パンにスパッツはきがち、そこに原色のアイテム入れがち」と、即興で「あるある」ネタを披露した。

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 DVDは、音楽番組「ベストヒットUSA」のDJも務めた小林克也さんのMCで、RGさんが名曲に乗せて「あるある」ネタを歌い続けるというミュージックビデオ集。デビュー曲だという石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」での歌舞伎あるあるをはじめ、TUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」での豆腐あるある、X JAPANの「WEEK END」でのパンダあるあるなど、全10曲で「あるある」ネタを披露している。

 今回は、約15媒体の編集部を訪問してDVDをPRするメディアキャラバンを展開。お題を出されての即興での「あるある」ネタも披露した。「新聞」をお題に出すと、「実家から送られてきた野菜を包んでいて、ついついじっくり読みがち」。「メディアキャラバン」のお題では、「何かと気を使われがち」。さらに「まんたんウェブ」をお題にしても「コミックの情報早くなりがち」「ホームページ、青を基調にしがち」と、すらすらとネタを作って行った。

 RGさんは「テレビでは長いので曲の1番だけ、それでも長いと言われてしまうんですが、今回はすべての曲、ほぼカットなしで全部歌っています!」と自信満々。「一番長いのは『WEEK END』で、(あるあるを言うまで)5分くらい引っ張る。ZIGGYの『GLORIA』では、ライブに来てもらったお客さんが撮った動画100~200種類を編集して作っているから、迫力が違います」と見どころを語り、「中村あゆみさんの『翼の折れた天使』は最後まで聞いてほしい。どよめくと思います!」と自信作を明かした。

 ネタの誕生について聞くと、RGさんはテレビ番組「リンカーン」の企画であった「あるある」ネタオーディションがきっかけだったといい、「当時丸坊主にして着物を着てたら、ケンドーコバヤシさんに『(市川)海老蔵さんみたいやな』と言われた。海老蔵さんといえば(CMの)『おーいお茶』。お茶といえば、石井明美さんの『CHA-CHA-CHA』……。そこで、歌舞伎の『あるある』を海老蔵さんの格好で『CHA-CHA-CHA』に合わせてオーディションで歌った」と振り返った。「先輩芸人に気に入られてラジオに呼ばれたり、飲み会で『他にないのか』と無茶ぶりされて鍛えられて増えた。楽屋みたいな感じがDVDになった」と感慨深げに語った。

 完成したDVDは共演したすべてのお笑い芸人に渡したいといい、「あるあるネタは芸人さんと一緒にやる団体芸。みんなが止めずに聞いてくれたからできた」と感謝していた。DVD「グレイテストヒッツ」(よしもとアール・アンド・シー)は1890円。(毎日新聞デジタル)

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