ACE2013:初日は長蛇の列 復興支援オークションも

来場者でごった返すイベント「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2013」初日の会場の様子
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来場者でごった返すイベント「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2013」初日の会場の様子

 最新のアニメなどを紹介するイベント「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2013」(実行委主催)が30日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。春放送予定の有力アニメが集結し、イベントや物販ブースでは3時間待ちの行列ができるなど多くの来場者でにぎわった。また東日本大震災の復興を支援するチャリティーオークションも開催した。

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 「ACE」は、10年12月にマンガの販売規制を強化する東京都が青少年健全育成条例を改正したことに反対する企業が中心となって、都などが主催する「東京国際アニメフェア」の実質的な対抗イベントとして誕生した。11年は東日本大震災の影響で開催を見合わせ、初開催となった12年には2日間で約4万2000人を動員した。

 2回目の開催となる今回は、前回から20社増の75社が出展、会場面積も前回の2倍ほどに広げ、各社が注目作品をアピール。来場者はカメラを手にお気に入りの作品の撮影をしていた。会場ではアニメを無料で上映する「開放型オープンシアター」を設置、また各社の商品を手にとって確かめられる「さわれる展示会」などの企画を行っている。神奈川県から友人と2人で来たという20代の男性会社員は「『とある科学の超電磁砲(レールガン)』を見ました。いろいろと欲しいもの(グッズ)があって困ります」と話していた。

 また、大震災の復興支援のため、各社が協力して、人気作の出演声優のサイン入りポスターや、アニメの台本など約40点が出品されたチャリティーオークションを実施。落札金は日本赤十字社を通して被災者・被災地に寄付する。詳細は後日公式サイトで報告する予定。

 イベントは31日まで。入場料は1500円。(毎日新聞デジタル)

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