華原朋美:7年ぶりの新曲披露で涙の感謝 「生きててよかった」

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 歌手の華原朋美さんが17日、東京都内で行われた7年ぶりの新曲「夢やぶれて~I DREAMED A DREAM~」の発売記念イベントに登場し、ファンの前で初めて新曲を生披露した。楽曲を歌い切った華原さんは感極まって涙を見せ、会場のファンからの温かい拍手と声援を受けると、「ありがとうございます。生きててよかった」と声を震わせながら、感謝の言葉を述べた。

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 イベントで、7年ぶりの新曲について語った華原さんは「いろんなことが私の中であったので、こういう日がくるとは思わなかった。これが最終目的ではなく、一つ目の山を越えたところ。(この曲を)ステップにこれから先も頑張っていきたい」と決意を述べた。

 また、新曲の歌詞と自身の過去が重なっているといい、「いろんなことを思い出しながら歌ったので、やっぱり涙が出た」とミュージックビデオの収録のエピソードを明かし、「この歌で過去を振り返ることや悔やむことを最後にしたい」と過去との決別を宣言。「まだまだ自分が戦っていかなきゃいけないことがある。そういう気持ちを(今後)歌っていきたい」と前向きな姿勢を示した。

 さらに、今後の夢について聞かれた華原さんは「まだ自分が薬物依存症に対して100%治ったと思っていない。そのことを忘れずに思いながら、自分のプライベートなことで人生を台無しにしないように、少しずつ頑張っていきたい」と話した。

 新曲はミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌として使用されている楽曲のカバーで、今回のイベントでは、26人のオーケストラをバックに同曲を熱唱。力強く、存在感のある歌声を響かせ、会場に駆けつけたファン約1500人を魅了した。(毎日新聞デジタル)

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